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ラグビー コラム 2024年5月10日

公式戦での対戦は初の顔合わせ。東洋大は1年生HB団で外を走らせる。慶大はFB小野澤のデビューに注目

ラグビーレポート by 田村一博
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練習中から積極的に周囲をリードし、コンタクトプレーも強い池渕とコンビを組むSHにも1年生の生田旭(國學院栃木)が起用される。
こちらは、元気と積極さでチームにモメンタムを与えるタイプだ。
福永監督は「バックスリーに良いランナーがいるので、そこを生かすゲームをしたい」と期待を寄せる。

人間力があり、信頼の厚いPR笠巻晴太主将(北越)が先頭に立つFWも力強い。
3年生になった211センチのLOジュアン・ウーストハイゼンは健在。BK出身で、今回はNO8に入るステファン・ヴァハフォラウ(札幌山の手)の自由度の高い動きにも注目したい。

慶大は、関東大学春季大会の初戦(4月21日)では立教大学に54-22と大勝したものの、5月5日に佐賀でおこなわれた早稲田大学との招待試合には27-52と完敗した。
東洋大戦には、攻撃力を高めた布陣で挑む。

注目されるのは、ルーキーの小野澤謙真だ。静岡聖光学院出身で、高校日本代表。父・宏時さんは、WTB。FBとして日本代表キャップ81キャップを持つ。
天性のランだけでなく練習時からリーダーシップを発揮し、周りを牽引姿勢も評価されての起用だ。

その小野澤とバックスリーを組むのは、試合会場に近いエリアで学んだふたりだ。11番に入った石垣慎之介は慶応志木高校出身の3年生で、14番の渡邉匠は川越東高校出身の4年生。青貫監督は、爆発力を期待する。
バイスキャプテンのSH小城大和(北嶺)、3年生のSO大川竜輝(慶応)のHB団に、防御ラインに仕掛けていくアタックを期待する。

LOには、187センチの浅井勇暉(仙台)、183センチの長瀬穣一郎(山形南)と4年生を起用し、相手の大型第2列に対抗する。
チームとして磨き上げたい前に出るディフェンスを、大柄な選手の多い相手にぶつける。

文: 田村 一博

田村一博

前ラグビーマガジン編集長。鹿児島県立鹿児島中央高校→早稲田大学。早大GWラグビークラブでラグビーを始める。ポジションはHO。1989年、ベースボール・マガジン社に入社。ラグビーマガジン編集部に配属される。1993年から4年間の週刊ベースボール編集部勤務を経て、1997年からラグビーマガジン編集長に就く。2024年1月に退任し、現在は編集者、ライターとして活動。

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