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ラグビー コラム 2024年4月25日

スタイル貫き、来季につながる試合をしたいスティーラーズ。勢いあるレヴズは、最後まで成長し続ける

ラグビーレポート by 田村一博
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しかし、いくら悔やんでもやり直しはきかない。指揮官は、「今シーズンの学びを活かして、チームは来年成長できると思う」と話している。
今季の残り試合にも、同様の取り組みをする。まずは得点の刻み方より、自分たちのスタイルを実現する。レヴズ相手に、攻撃的な80分を過ごすはずだ。攻守ともに激しさを前面に出す姿が見られそうだ。

スティーラーズ同様、レヴズも4強への道は閉ざされたものの、そこに悲壮感はない。
チームは直近の5試合に3勝2引き分けの成績を残して勢いがある。藤井雄一郎監督は「(残り2戦は)来年につながる戦いをする」と明確に話す。

前節(4月19日)の東京サントリーサンゴリアス戦では、一時は7-21とリードされる展開も、逆転してみせた。最終的に引き分けるも(31-31)、代表レベルが並ぶ相手と互角に戦ったのは自信になった。
その前のスピアーズ戦も同じスコアで引き分けている。その時は7-31から終盤に追いついた。青いジャージには、いま、勢いがある。

アーリーエントリーで加わったPRショーン・ヴェーテー(環太平洋大)、FWバックファイブを務めるヴェティ・トゥポウ(摂南大)、日野レッドドルフィンズから移籍、今季加わったシオネ・ブナらハードパンチャーたちを、先発で起用するか、後半にとっておくか、相手によって使い分けて自分たちのペースに引きずり込んでいる。

指揮官は、クラブの方針に沿って、若手を試合に出し、育てることを実践。それによって、「若い選手たちが自信をつかんできています。ベテラン選手たちの仕事ぶりも素晴らしい。あと2勝すれば5位になれるチャンスもある。しっかり来季のトップ4入りを射程圏内に入れてシーズンを終え、来季につなげたいですね」と前向きだ。

両チームの選手たちも、すべての力を出し切ってシーズンを終える気持ちが強いはずだ。
スティーラーズのSOブリン・ガットランドは191得点でリーグの得点ランキングのトップを走っている。レヴズのWTBマロ・ツイタマは15トライでトライランキングの先頭。個人タイトルの行方も楽しみだ。

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