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ラグビー コラム 2024年3月11日

【ハイライト動画あり】進化中のコベルコ神戸スティーラーズ、難敵の三菱重工相模原ダイナボアーズに快勝

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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しかし、その後は再びスティーラーズの時間帯となり、28分、ボールを継続してゴール前に迫り、最後は途中出場のSH中嶋大希が右中間に押さえてトライ、33分にも途中出場のCTBラファエレ ティモシーがトライを挙げた。試合はスティーラーズがそのまま43-14でノーサイドを迎えた。

スティーラーズが4連勝を飾り、POMには、1トライ4ゴールで得点を122に伸ばし、得点ランキング首位をキープしたSOガットランドが選出。「少し規律が悪いところがあったが、自分たちにフォーカスしてプラン通りにできた。試合を組み立てていくことに関して、コンビネーションが良くなってきたし、ここ数試合、自分たちのゲームが進化してきたと感じている」と胸を張った。

粘り強いディフェンスを見せたスティーラーズ

3トライ差のボーナスポイントも獲得し、勝ち点を29と伸ばして4位をキープしたスティーラーズのレニーHCは「勝ち点5を取るということは達成できた。アウェイで、格上の相手に勝っている相手に勝ちきることは大事なことだった」。

「準備してきたことは出せた部分が多かった。自分たちが成長している途中の段階で4連勝に持って行けたことは良かった。次節に向かって成長していかないといけないし、ワイルドナイツが相手なので、チャレンジしていかないといけない」と先を見据えた。

キャプテンのLOレタリックは「ボールを持っているときは仕留めきることができたが、ペナルティを多く与えてしまうとフェーズを重ねて、自分たちのラグビーをすることが難しくなる」と反省していた。

攻撃チャンスがあったものの、2トライしか挙げられず敗戦したダイナボーズのディレーニーHCは「自分たちが80分間、コントロールできなかった。常にプレッシャーがかかってスコアできなかった。相手がダイレクトにフィジカルで来て、自分たちがやりたいことをやらせてくれなかった」と相手を称えた。

ダイナボアーズ岩村主将(右)と前半トライを挙げたFB小泉

キャプテンのSH岩村は「ブレイクダウンで受けに回ってしまって、我々のスタンダードではなかった。1つ目の仕事がうまくできず、我々のアタックができなかった。あとは22mに入って、チャンスが生まれたとき、個人のミスなどで点数を取って帰れなかったので苦しい展開になった」と冷静に振り返った。

次節、4位につけているスティーラーズは、3月16日(土)にホストの兵庫県・神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で、現在開幕から9連勝で首位に立つ埼玉パナソニックワイルドナイツに挑む。

3連勝はならず、8位から順位を上げることのできなかったダイナボアーズは17日(日)に東京都・秩父宮ラグビー場で、2位の東芝ブレイブルーパス東京にチャレンジする。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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