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ラグビー コラム 2024年2月29日

折り返しの第8節、東京サントリーサンゴリアスがリコーブラックラムズ東京を迎える秩父宮での「東京ダービー」

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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攻撃ラグビーを信条としているサンゴリアスとしては、フィジカル、接点の強い相手に対しても、テンポ良くボールを動かすことができるか。しっかりトライを重ねて勝ち点を積み上げたい。

一方、ここまでわずか1勝と低迷しているブラックラムズ。雨天の中で行われた前節のコベルコ神戸スティーラーズ戦でも、一時は17-20まで追い上げるも最後に突き放され17-27と惜敗し3連敗。1勝6敗(勝ち点7)で10位と厳しい状況が続いている。

「クラブの強みはチーム全員で戦うこと。そこを強みにしていきたい」と話すピーター・ヒューワットHCは、そのスティーラーズ戦から、BK2名の交代にとどめた。

リコーブラックラムズ東京

こちらもFW8名に変更はなく、PR西和磨、大山祥平とキャプテンHO武井日向がフロントローを組み、LOはジョシュ・グッドヒューと日本代表のアマト・ファカタヴァがコンビを組む。FLブロディ・マクカラン松橋周平と、元イングランド代表NO8ネイサン・ヒューズがバックローを担う。

BKはSH高橋敏也と、ボールキャリー数とディフェンス突破で1位のSOアイザック・ルーカスのハーフ団は引き続き先発。CTBは元ウェールズ代表のハドレー・パークスに代わって、栗原由太がロトアヘア アマナキ大洋とコンビを組む。WTBはネタニ・ヴァカヤリアが11番から14番にシフトし、11番には前節リザーブだったセミシ・トゥポウが上がり、FBは引き続きマット・マッガーンが務める。

控えにはHO佐藤康、PR中村公星、千葉太一、LOマイケル・ストーバーグ柳川大樹、先週アーリーエントリーでリーグワンデビューしたばかりのバックローのサミュエラ・ワカヴァカ(朝日大学出身)、SH南昂伸。WTB西川大輔が名を連ねた。

ブラックラムズとしては接点、ディフェンスで粘ること。さらに反則を少なくし、相手陣でのプレータイムを増やして、何としても今季2勝目を挙げたいところ。

トップリーグ時代は、2004年度にブラックラムズが、20-16で勝利したのみだが、クロスゲームも多い。リーグワンになってからは、サンゴリアスが一昨季は36-33、30-3、昨季は18-7と3連勝をしている。いずれにせよ接点の攻防が大きな鍵を握りそうだ。

サンゴリアスvs.ブラックラムズの「東京ダービー」は、3月2日(土)午後2:05に東京・秩父宮ラグビー場でキックオフされる。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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