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ラグビー コラム 2023年11月13日

【ハイライト動画あり】第1地区は早実が成城の挑戦退ける。第2地区は目黒が渾身のディフェンスで久我山に勝利。高校ラグビー花園予選、東京決勝レポート

ラグビーレポート by 直江 光信
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第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会 東京都予選 決勝

【ハイライト動画】早稲田実業 vs. 成城学園

これで波に乗った成城学園はなおも意欲的にボールを動かし続け、相手の不用意なペナルティから19分過ぎにゴール前まで攻め込む。しかしマイボールラインアウトからモールを組みにいったところでボールに絡まれ、痛恨のターンオーバー。続く23分のチャンスもエラーで逃すと、流れはふたたび早稲田実業のほうへ傾いていく。

そして迎えた後半ロスタイム。久しぶりに相手レッドゾーンでマイボールラインアウトを得た早稲田実業は、またしてもFWが堅固なモールで前進。最後はFL櫻田凱がチーム5本目のトライを挙げ、33-7として試合を締めくくった。

ひたむきに体を張るFW陣とHB団の安定したコントロール力を生かし、3年ぶりの花園出場を決めた早稲田実業。ゲームの要所をしっかりと押さえ、強みを生かしてスコアするスマートな試合運びは、確かな地力を感じさせた。26-0としたところで反則やエラーが重なり、突き放せなかった反省から、試合後の大谷寛監督のコメントは厳しかったが、これまでとは違う相手が挑んでくる状況で堂々と勝ち切ったことは、チームが一段上のステージに進んだ証といえるだろう。目標に掲げる「正月越え」に向け、今後のひと月半でどのように仕上げていくかが楽しみだ。

続いて行われた第2地区決勝、國學院久我山と目黒学院のライバル対決は、予想通りの白熱した好ゲームとなった。

接点に強いこだわりを持つ両校らしく、開始直後からスクラムやコンタクト局面で激しい攻防が繰り広げられる中、先に得点を刻んだのは目黒学院だ。前半7分過ぎ、中盤中央のスクラムから左サイドを攻めてCTBカヴェインガフォラウ・ラトゥが大きくゲインすると、NO8ブルースネオル・ロケティ、LO中村つぐ希と強いランナーが縦につないでゴール前へ。最後は右PRの山本真也が相手タックルを振りほどくように突破して、左中間になだれ込む。

しかし國學院久我山もすかさず反撃。岡田太志、長谷川裕太のCTB陣を軸にリズムよくボールを動かして勢いを生み出すと、18分にゴール前ラインアウトからFWで真っ向勝負を挑み、PR道浦康介が防御の壁を突き抜ける。5-5のイーブンに戻した。

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