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ラグビー コラム 2023年11月10日

春の都大会を制した早稲田実業に、準決勝で劇的ドローの成城学園が挑む。久我山×目黒の名門対決も激戦必至。高校ラグビー花園予選、東京第1、第2地区決勝展望

ラグビーレポート by 直江 光信
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ともにコンタクト局面、特にFWのフィジカル勝負にこだわりを持つチームだけに、ゲインラインのバトルでどちらが優位に立つかが、試合展開を左右するポイントになるだろう。花園に出場した昨季のレギュラーで残ったのは、それぞれ5人。下級生時から公式戦を経験し、高校日本代表候補にも名を連ねるNO8 山崎周平(國學院久我山)、LO中村つぐ希キャプテン(目黒学院)が、突破口を開くキーマンだ。

BKに目を移せば、2週前の準決勝では7人中5人が3年生の國學院久我山に対し、目黒学院は1、2年生が4人という若い構成だった。久我山のラインの中心となるのは、さまざまなスキルをあわせ持つキャプテンのCTB長谷川裕太と、昨季1年生ながら予選決勝で10番を背負った度胸満点のSO齋藤航。目黒学院では、こちらも昨冬の花園を経験しているSO中村福己(3年)とCTB石掛諒眞(2年)が攻守の要となる。さまざまなシーンで見応えあるマッチアップが繰り広げられるだろう。

独特の緊張感の中、互いにすべてをかけて挑む予選決勝は、花園での本大会とはまたひと味違った魅力と醍醐味がある。晩秋のクライマックス。各校のこの一年の集大成となる戦いに、ぜひ注目してほしい。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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