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ラグビー コラム 2023年10月30日

【ハイライト動画あり】2位流通経済大が3位東洋大との打撃戦を制し全勝を維持。関東大学リーグ戦第5節マッチレポート

ラグビーレポート by 直江 光信
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関東大学リーグ2023

【ハイライト動画】流通経済大学 vs. 東洋大学

2トライ2ゴール差で迎えた後半。立ち上がりの10数分間は激しいせめぎ合いで拮抗した攻防が続いたが、55分、追いかける東洋大が均衡を破る。中盤ペナルティからタッチキックで敵陣レッドゾーンに入ると、ラインアウトモールを力強くドライブ。20メートルあまりを押し切り、ワンチャンスで逆転圏内の21-28と詰め寄る。

しかし流通経済大はここからがたくましかった。58分過ぎ、中盤のスクラムとその後のラックにプレッシャーをかけてターンオーバーを勝ち取ると、NO8ティシレリ・ロケティが大きくゲイン。テンポを落とすことなく左右にボールを動かし続け、最後はWTBアポロサ・デレナラギが跳ねるような走りで右コーナーを陥れる。

その5分後にはまたもスクラム押し込んでペナルティを獲得し、一気に敵陣ゴール前へ。東洋大の厳しいタックルを受けながらも攻撃を継続し、縦に切り込んだFB中村楓馬が壁を突き破る。残り15分を切ったところで、40-21と大きく突き放した。

もっともこれで勝負は決まらなかった。2年連続の大学選手権出場に燃える東洋大は72分、クイックタップからの速攻でゴールラインに迫り、左順目展開でオーバーラップを作ってWTB杉本が左隅にグラウンディング。ゴール成功で12点差とする。

流通経済大も直後にCTB杉崎がこの日3本目のトライを挙げて引き離すが、東洋大は続くキックオフでボールを確保し反撃。SO天羽進亮が防御の隙間を抜け出して約50メートルを走り切り、あきらめない姿勢を示す。そして80分を大きく過ぎたロスタイム9分、センタースクラムからBKのサインプレーで途中出場のルーキーWTB坂本琥珀が右ライン際を独走。チーム6本目のトライをマークしたところで、フルタイムとなった。

モットーの「ダイナミック・ラグビー」を体現する意欲的にボールを動かすアタックで、難敵から7トライを奪って全勝を維持した流通経済大。細かなミスと反則で突き放しきれなかった点は反省材料だが、どのエリアからでも一発でトライまで持っていける決定力は大きな魅力を感じさせた。日本大東海大との残り2戦でどこまでディフェンスの厳しさを高められるかが、9年ぶりのリーグ戦優勝へのカギだろう。

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