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ラグビー コラム 2023年10月21日

ラグビー日本代表の藤井雄一郎チームディレクター、静岡ブルーレヴズの監督に就任。

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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静岡ブルーレヴズの新監督となった藤井雄一郎

FW(フォワード)、特にスクラムの強さはブルーレヴズの伝統だが、どんなラグビーをしたいか?という質問に対して藤井監督は、「精度ややり方は上から4チームと比べて惜しいところもあるが、伸びシロはまだまだあるし、選手が持っているポテンシャルは他のチームと変わらないので、そこを上げていければいいチームになる」。

「どこで勝つかというより、いろいろなことができるチームにしないとトップ4に勝てない。偏ったチームではなく、今いるチームで個人もチームも強みをしっかり磨いて、その中でゲインラインを切って、ゲインラインを止めて、前に進む、進められないチームとなりたい」と話した。

日本代表でジョセフHCとともにチームを強化していた経験はどう活きていくかという質問に対して、藤井監督は「スクラム、ラインアウト、モールの知識、使い方は今まであまりなかった。コンタクトエリアの強さ、強化の方法はジェイミーの一番得意とするところで、そこを一番勉強してきたので、頭の中は変わっている」と話した。

長谷川アシスタントコーチはスクラムだけでなくFW全般を任せ、昨季まで指揮官だった堀川隆延コーチはディフェンスを担当する。また、有賀剛、田村義和アシスタントコーチもおり、藤井監督のコーチ陣をまとめる手腕が問われることになろう。

今季の目標に関して新監督は「優勝を目指してやろうと選手には言っています。トップ4に勝つためには、それぞれの選手が代表クラスにならないといけない。どのチームも(ブルーレヴズを)勝ち星に入れている。全員がそれをしっかり理解して、トップ4にしっかり入れるチームを作っていきたい」と意気込んだ。

12月9日(土)、東芝ブレイブルーパス東京との開幕戦まであと1ヶ月半あまり。藤井新監督はサニックス、サンウルブズ、そして日本代表での経験を糧に、宮崎合宿でチームを急ピッチで作り、リーグワンで旋風を巻き起こせるか。

文:斉藤健仁/Photo by Yuuri Tanimoto

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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