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ラグビー コラム 2023年10月13日

アイルランドの“8度目の正直”か。ニュージーランドの“黒衣のプライド”か。ラグビーワールドカップ2023準々決勝

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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勝負は残酷だ。

どちらかが準々決勝で大会を去らなければならない。

ラグビーワールドカップ(RWC)2023フランス大会は、決勝トーナメントに突入。

日本時間10月15日(日)の準々決勝、パリ郊外のスタッド・ド・フランスでは、世界ランキング1位のアイルランドと、同4位のニュージーランドが激突する。

アイルランドはプールBで4戦全勝。前大会王者の南アフリカ、強敵スコットランドを撃破して実力を再証明した。

しかし準々決勝を目前に控え、不安を覚えているアイルランドサポーターは少なくないだろう。

アイルランドは過去9大会中7大会、準々決勝で敗退している。

7度目の挑戦だった2019年大会は、ニュージーランドに14-46で完敗。またも4強の壁に阻まれ、選手、関係者、サポーターの「今度こそ」の思いは挫かれた。

もはやニュージーランドに対する苦手意識はないはずなのだ。

2016年に初対戦から111年目で初勝利。2022年には敵地で2勝1敗と勝ち越しており、LOタイグ・バーンは当時を振り返って「アウェーでのシリーズ勝利はそれまで成し遂げたことがなく、そこから得られる自信はある」と語った。

キャプテンを務めるSOジョニー・セクストンも今週、大一番へ向けて「ここ数年ニュージーランドとは良い戦いをしてきた。また接戦になるのでは」と自信の滲むコメントを残している。

ただ脅威となりうる存在が相手首脳陣におり、在任中に2度(2016、2018)オールブラックスを破った元アイルランド代表HCのジョー・シュミットが、母国ニュージーランドのコーチングスタッフに入っている。

アイルランドの内情を知る人物であり、SOセクストンも「ジョー(シュミット)のコーチングの成果が見られる」と警戒する。

心配の種は尽きない。しかしいまや世界ランキングは最高位だ。

オール・アイルランドの悲願達成へ向けて、アンディ・ファレルHCはメンバー23人を発表。プール最終戦から先発メンバーに変更はなかった。

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