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ラグビー コラム 2023年10月9日

「足りなかったとは思わないが届かなかった」。ラグビー日本代表、アルゼンチン戦後のHC・選手コメント

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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アルゼンチンのマイケル・チェイカHC

◆マイケル・チェイカHC(アルゼンチン代表)

「コーチングボックスでは、いつも緊張する瞬間がある。今大会は非常に拮抗していて、少しリードしていると感じても、みんな命をかけてプレーしている。

日本に得点を与えてしまったのは残念だったが、それをポジティブに捉えれば、来週に向けて修正していけば、勝ち続けるチャンスはあるかもしれない。

(準々決勝のウェールズ戦に向けて)前に進むにつれて向上していかなければならない。今日できたことの1つは、トライをいくつか取れたこと。ディフェンスは以前ほど良くなかったので、取れた分のトライと相殺になってしまった。

今、変わるべきなのは、メンタリティーだ。今日、ここに集まった観衆を見れば、多くのアルゼンチン人が貯金をはたいて今週と来週のために来ている。

パブロ・マテーラはハムストリングを痛めている。今のところ分かっていることと、ピッチを降りた様子から見通しは良くない。数日後に様子を見ることになる。

ウェールズのウォーレン・ガトランド監督は、チームを自分のスタイルにうまく合わせている。戦術的、体力的に6日間で準備を整え、万全を期す。相手は4勝している。彼らが優勝候補であることは承知している。相手もゲームプランも違うので、今日と同じ試合は繰り返さない。

アルゼンチンのフリアン・モントージャ キャプテン

◆HOフリアン・モントージャ キャプテン(アルゼンチン代表)

スタジアムに来てくれたアルゼンチン国民全員に感謝したい。信じられないような応援で、まるで地元の人たちのように大きな声援を送ってくれた。また、国から応援してくれた人たちにも感謝したい。

ノックアウトマッチであり、細部で決まるとわかっていた。私たちはすべてをかけて戦うチームでありたかった。日本にはレベルの高い選手がいて、我々のミスをことごとく突いてきた。しかし、厳しい状況から立ち直るこのチームの回復力が、今日の違いを生んだ。私たちは、勝つための戦い方を誇りに思っている。

ある時間帯に点が取れなかったことで、自分たちにプレッシャーをかけてしまった。試合は完璧にいかないものだとわかっているし、難しい場面から抜け出すことができた。

この先、すべての試合に勝ちたい。ワールドカップでは、私たちが望んでいないようなプレーを始めてしまった。初戦のプレーには失望した。それからはノックアウトゲームばかりだった。

サモアに勝ち、チリに勝ち、そして今日も勝った。準々決勝が近づいてきて、短い1週間になる。その前にグループ、家族、そして国と一緒にこの勝利を楽しむつもりだ」

取材/文:斉藤健仁 Photo by S.IDA

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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