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【ハイライト動画あり】フィジー、ジョージアとの大激戦を制してベスト8進出に近づく。ラグビーワールドカップ プールC
ラグビーレポート by J SPORTS 編集部フィジーvs.ジョージア
ラグビーワールドカップ2023は4週目に入り、プール戦の明暗が別れ始める中、ボルドーで行われる最後の一戦では、2007年以来4大会ぶりのベスト8進出を目指すフィジーと、初のプール戦突破を目指すジョージアが対戦。
この試合の結果如何では、大会史上初となるオーストラリアのプール戦敗退が決定するという状況でのキックオフとなった。
前半序盤は、フィジーのキックミスに乗じる形でジョージアが敵陣でのプレーを続けるなか、そのジョージアが5分にSO(スタンドオフ)ルカ・マトカヴァが好位置でのPG(ペナルティゴール)を決め、先制に成功する。
フィジーはその後も連続してラインアウトでのスチールを許すなど、ムラのあるプレーを続け、相手に付け入る隙を与えながらも、徐々に集中力を高め、プレーの精度を上げ始める。
しかし、自陣に押し込まれ始めたジョージは、19分にWTB(ウィング)ダヴィト・ニニアシヴィリが、57mのPGを決め、少ないチャンスを生かして、6-0とリードを広げる。ジョージはこの後、自陣ゴールライン付近まで攻められながらも無失点でピンチを切り抜けると、31分にまたもニニアシヴィリが距離のあるPGを決め、9-0とする。
前半はその後、互いにトライを匂わせるプレーで、スタンドを沸かせる見せ場を作るもトライは奪えず、ジョージアの9点リードでハーフタイムを迎えた。
反撃に転じたいフィジーは後半開始早々の1分に、攻撃のキーマンであるWTBセミ・ランドランドラにイエローカードが提示され、数的不利を強いられる苦しい展開となる。
だが、14人でプレーする中、敵陣のラインアウトでのスチールを皮切りにアタックを仕掛け、11分のCTB(センター)ワイセア・ナヤザレヴのトライにつなげる。この後のキックも決まり、フィジーが2点差に詰め寄る。
この後、一進一退の攻防が続くなか、フィジーは長く続いたインプレーの末にペナルティを獲得すると、ショットを選択。25分にこのPGを途中出場のSH(スクラムハーフ)フランク・ロマニが決め、ついにフィジーが10-9と逆転に成功する。
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