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ラグビー コラム 2023年9月23日

スコットランドvs.トンガ、「死の組」プールBの生き残りをかけた一戦。ラグビーワールドカップ

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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リザーブは2人を入れ替えた。オーストラリア代表38キャップを持つLOアダム・コールマンがベンチからトンガ代表の初キャップを伺う。SOはオトゥマカ・マウシアのケガにより追加招集されたパトリック・ペレグリーニがメンバー入りした。他にはHOサミュエラ・モリ、PRタウ・コロアマタンギ、ソセフォ・アピコトア、FLセミシ・パエア、日本の朝日大学出身のNO8シオネ・ヴァイラヌ、SHソナタネ・タクルアが引き続き控えている。

トンガ代表のケフHCは、初戦と同じメンバーで臨むことについて「我々のベストプレーヤーだし、先週のパフォーマンスを見れば、恐らく我々のベストバージョンではなかったと思う。彼らはもう一度チャンスを与えるに値する。勝つために必死だ。先週は自分たちらしくなかったから、それを修正したい。3連勝したいが、あまり先のことは考えられない。パフォーマンスだけに集中している。今週はいい準備ができた」と語気を強めた。

ゲームキャプテンのPRタメイフナは、「(スコットランド代表SH)フィン・ラッセルとはラシンで一緒にプレーした。彼のトリックやダミーなどは知っている。今週末を楽しみにしている。先週の反省を生かし、自分たちのベストを尽くすことに集中している」と話した。

やはり、シックス・ネーションズでもまれているスコットランド代表がアタック、ディフェンス、セットプレーなど総合力の高さで優位に立つはずだ。ただ、トンガ代表も武器であるフィジカルで試合のペースを握りたいところ。

過去の対戦成績はスコットランド代表が4勝1敗とリードしている。ともにプール2戦目となる両チームだが、今大会初白星を挙げて、その後の2試合に勢いを付けるのはどちらのチームか。

スコットランド代表とトンガ代表の試合は9月24日(日)深夜0:45(現地時間17:45)、ニースのスタッド・ドゥ・ニースでキックオフされる。

文:斉藤健仁仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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