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ラグビー コラム 2023年9月19日

初戦快勝のイタリアに、フランスに迫ったウルグアイが挑む。ラグビーワールドカップ2023プールA注目カード展望。

ラグビーレポート by 直江 光信
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キックオフ2日前に発表された試合登録メンバーを見ると、イタリアは12日前のナミビア戦から先発4人を入れ替えた。FWでは右PRがマルコ・リチョーニへ変わり、左LOをNO8ロレンツォの兄、ニコロ・カンノーネにチェンジ。その他の6人は第1週に続いての先発出場となる。

BKはSHにアレッサンドロ・ガルビシが入り、トンマーゾ・アランが15番から10番へシフト。前節FBのパオロ・ガルビシは12番での登場となった。バックスリーでは注目のアンジュ・カプオッソが右WTBからFBに回り、193センチの大型ランナー、ロレンツォ・パニが新たに14番を背負う。

 

一方9月15日のフランス戦から中5日で臨むウルグアイの先発変更は2人。HOをギレルモ・プハダスから61キャップと経験豊富なヘルマン・ケスレルにスイッチし、右WTBにはバウティスタ・バッソに替わってガストン・ミエレスが入った。その他の13人はポジションも含め前節と同じ並びだ。

キャプテンを務めるのはCTBアンドレス・ヴィラセカ。昨夏の日本代表とのテストシリーズでもチームを牽引した32歳のベテランで、頑健なフィジカルを生かして攻守の要となる。フランスTOP14のカストルで活躍するSHサンティアゴ・アラタの躍動感あふれるプレーにも注目だ。

9月8日に開幕したワールドカップフランス大会もはや3週目に入り、このゲームが全48試合の17試合目となる。そのうちワールドラグビーランキングの下位チームが上位に勝利したケースは、プールDのイングランド(8位)27-10アルゼンチン(6位)、プールCのウェールズ(10位)32-26フィジー(7位)、フィジー(9位)22-15オーストラリア(7位)の3試合だけ(ランキングはすべて対戦前時点)。上位勢の壁の厚さがうかがえる結果だが、今週からは順位の近いチーム同士の対戦が多くなるため、思わぬアップセットが起こる可能性も十分ある。

ウルグアイが満点の気迫で挑んでくることは疑いない。平均年齢25.7歳の若いイタリアにとっては底力を問われる機会だ。熱闘を期待しよう。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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