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ラグビー コラム 2023年9月3日

ラグビー日本代表、決戦の地・トゥールーズに到着。「いよいよ」という気持ちと気合いが伝わった公式会見

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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姫野和樹キャプテン

一方、試合会場のあるフランスに入り、緊張した表情を見せていたのが姫野主将だった。背筋を伸ばし、「前回大会は日本でやったので、環境的に恵まれていた。今回はフランスでの大会なので、自分たちがどれだけいい準備をするかだと思う。あとはやるだけ」と前を向いた。

キャプテンとして臨む姫野は「(練習会場に飾ってあるエベレストに例えて)これからデスゾーンに入っていく中で、自分たちは生きるか死ぬか。その中で必要なのは命がけで、自分の命を賭けるくらいのパフォーマンスをしないといけない。今回はキャプテンとして臨むので、期待してくれたジェイミーに男として応えたいし、ただ難しく考えるのでなく、しっかりグランドの中でベストプレーヤーになってチームを引っ張りたい」と意気込んだ。

堀江翔太

そして4回目の出場となるHO堀江は少し移動疲れを見せつつも、いつも通りの自然体だった。初戦のチリ代表戦に向けて「僕らの1試合目はうまくいかないことが多い。メンタルのプレッシャーがあり、上手くいかないことがあることに気をつけないといけない。チームに対してどういうことをするかは、いつもと変わらないので、自分たちのラグビーができるように準備したい」と話した。

現在のチーム状況については「ポジティブにいる。(イタリア戦では)最後の最後、全員が同じ画を見れなかったので、そこをしっかりすれば、こちらに来たゲームだと思う。詰めの部分をどうするかを話し合いできた。若手中心のリーダー陣が、スタッフと一緒に話すことができたので、次に向けて修正していきたい」と前を向いた。

いよいよ決戦の地、フランスに入ったラグビー日本代表。三者三様の話しだったが「いよいよ」という気持ちと気合いが十分に伝わってくる会見となった。あと1週間、精度を高めて9月10日のワールドカップ本番に備えていく。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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