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ラグビー コラム 2023年8月25日

帝京大学vs.明治大学、今季の大学ラグビーを占う大一番。大学ラグビー菅平合宿 練習試合

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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試合では2シーズン目を迎えた相馬朋和監督自ら指導するスクラム、ラインアウトモールを中心にプレッシャーをかけたいところ。また、アタックでも勢いが出ればFWでも積極的にオフロードパスをつなぐシーンもあり、進化を見せている。ただ、早稲田大学戦ではハイタックルが多く、相手に押し込まれた。明治大学戦では修正したいところだ。

続いて今季、創部100周年を迎えている明治大学。春季大会Aグループでは、昨季よりフィジカルトレーニングに注力し、初戦は流通経済大学に58-12で快勝し、続いてライバルの早稲田大学に45-24、東海大学に31-21、東洋大学に102-7で勝利した。夏の練習試合も筑波大学に66-19、天理大学に38-26、関西学院大学に71-14と勝利して帝京大学戦を迎える。

帝京大学相手に武器であるFW陣が、どこまで戦えるかが最大の焦点となろう。副将LO山本嶺二郎(4年)を中心に、PR為房慶次朗中山律希、床田淳貴、HO松下潤一郎、LO亀井茜風、FL森山雄太、(いずれも4年)、LO田島貫太郎、FL福田大晟、NO8(ナンバーエイト)木戸大士郎(いずれも3年)、新人ではHO木谷光、FL大川虎拓郎、NO8藤井達哉らがメンバーに絡んできそうだ。

続いてBKだ。主将のCTB廣瀬雄也、SO伊藤耕太郎、FB池戸将太郎(いずれも4年)を中心にタレントが揃っているため、FWが互角に戦えば、BKにもチャンスが回ってくるはずだ。SH(スクラムハーフ)では、萩原周(4年)、登根大斗(3年)らが定位置を争っている。他にもCTB秋濱悠太(3年)、WTB/FB西川賢哉(4年)、安田昴平(ともに3年)、新人ではSO伊藤龍之介(國學院栃木)、WTB海老澤琥珀(報徳学園)らが春からメンバー争いに加わっている。

1年前の夏の対戦では帝京大学が59-14で勝利しており、昨秋の対抗戦でも帝京大学が29-13で帝京大学が勝利している。ともにFW、BKにタレントが揃うが、まだ夏合宿の練習試合である。お互い真っ向勝負でぶつかるはずだ。

春からの全勝をキープするのは「紅」か「紫紺」か。今季の大学ラグビーを占う帝京大学vs.明治大学は8月27日(日)午後1:00にキックオフされる。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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