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ラグビー関東大学春季交流大会2023 Aグループ
【ハイライト動画】東洋大学 vs. 流通経済大学
そして東洋大の4点リード(21-17)で迎えた後半。
流経大はスクラムPKを誘発し、敵陣でフェーズ攻撃。SO佐々木開が片手のオフロードパスで突破を演出。
相手FB石本も鋭いタックルを放ったが、サポートのFL原田がインゴールに駆け込み、逆転。後半8分に3点リード(24-21)を奪った。
この日のハイライトの一つは、直後、流経大がゴールラインを守り切ったシーンではないだろうか。
東洋大がゴール目前に迫る。しかし流経大の複層的かつ激しいディフェンスに遭い、あと数十センチを制することができない。そしてインゴールでヘルドアップ。流経大は逆転トライを許さず、危険エリアの脱出に成功した。
そしてスクラム戦も分岐点を迎えた。
後半21分、スクラム戦における反則の繰り返しにより、東洋大にシンビン。このときの状況は、自陣での相手ボールスクラム。流経大はスクラムで相手を14人にした上、攻守を交代を起こしてみせた。
それでも東洋大は粘り、14人の間に得点を与えなかった。
途中出場のボンド洋平が鋭いタックルでターンオーバー。スクラムでは劣勢となり自陣に下がるが、東洋大はLO笠掛優を飛ばして相手のスローイングをカットした。
ただ流経大はその後も盤石のスクラム、守備力に長けたCTB仲野のジャッカルなどで対抗。
15vs.15に戻った後半42分、ラインアウトを成功させると、モールで約20mを前進。勝負を決める5本目を決め、ノーサイド。大会初勝利をもぎ取った。
29-21で勝利した流経大は、春季大会を1勝4敗で終えた。大会最終戦で勝ち鬨を上げ、夏に向かうことに。スクラムや攻防など多くの点で収穫を得たのではないだろうか。
初勝利を逃した東洋大だが、14人になっても得点を許さず8点差の惜敗。16回のペナルティ(相手は7回)は課題の一つとなったが、大崩れしないハードワークが光った。
負けはしたが、秋の再戦が今から楽しみな東洋大。今大会は残り1戦。初勝利を狙う相手は、6月25日(日)に激突する明治大学だ。
多羅 正崇
スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。
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