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ラグビー コラム 2023年6月16日

Bグループ優勝をかけて筑波大と日本大が最終節で激突。関東大学春季大会プレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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日本大学スターティングメンバー

対する日大の前節からの先発変更はPR春野星翔、HO西岡昴、FL武育也、CTB後藤翔大の4人。ただ他にも複数のポジション変更があった。右PRの江藤大輝と左LO飯山尚暉は立教戦と同じ背番号での出場だが、キャプテンの佐川奨茉がNO8から5番にシフト。これにともない四宮勇斗が6番、永池海音が8番で登場する。

HBはSH齋藤史哉とSO徳永優太の不動の2人。TB陣は前節13番の中山仁が左WTBに移り、期待のルーキー後藤が12番に入ったことで、ジョアペ・ナコは13番に下がった。右WTB浦川直輝とFB西尾陽太はそれぞれ3戦連続、4戦連続のスタメンだ。

両校のFW8人平均の身長と体重を比較すると、筑波の180センチ、98.8キロに対し、日大は173.5センチ、94.5キロ。サイズで大きく上回る筑波が、セットプレーとボール争奪局面でいかにプレッシャーをかけられるかが、この試合のひとつの焦点となるだろう。特に高さに大きな差があるだけに、ラインアウトの攻防は鍵を握りそうだ。

BKで注目されるのは、筑波の浅見、東島と日大の後藤、ナコのCTB陣のマッチアップ。それぞれ体の強さとスキルを兼ね備えた攻守の軸で、プレーに絡む機会も多い。ミッドフィールドで激しいバトルを繰り広げるだろう。

大黒柱のNO8谷山隼大主将を肩の手術で欠く中、難敵を倒し春季大会を全勝で締めくくることができれば、筑波の視界はさらに大きく広がるはずだ。日大にとってもここまでの春の戦いでつかみかけていた自信を取り戻し、昨季4位に沈んだ秋のリーグ戦での復権につなげるための重要なゲームとなる。今シーズンの覇権争いにも関わる一戦だけに、両者がどんなパフォーマンスを見せるか楽しみだ。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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