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ラグビー コラム 2023年6月12日

ラグビー日本代表、ワールドカップに向け始動。指揮官は「良いスタートが切れた」

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ジェイミー・ジョセフHC

さらにジョセフHCは、「3つのキーポイントがある」と今回の合宿のプランに関して話を続けた。「最初の2週はフィジカルコンディション(を整える)。ワールドカップまで、まだ日にちがあることを考えると、多くの選手が3~6週間の休みを過ごしたので、選手は非常にリフレッシュした気持ちで臨んでいる」。

「そして2度目のキャンプで、ピークに持っていくことをプランニングしている。オーストラリアから素晴らしいコーチに来てもらったので、彼にはワールドカップに向けたメンタリティを担当してもらう。これが2つ目のポイント。それから(最後に)自分たちのゲームを成長させ、選手全員がそれを理解していくこと」。

前々回、前回大会は長期合宿を通して強化したが、それに比べ今大会の準備期間は長くはないことに関してジョセフHCは、「コーチとしては与えられた環境でやるべきことをやる責任がある。準備で行けば、パシフィックネーションズカップが終わる頃には十分な準備ができていると考えている」。

「前回のワールドカップの時は、選手の大半はスーパーラグビーに参戦していて、半年間週末は世界中で試合をするというタフな環境にあった。それが今との違い。リーグワンでは、タフな戦いをしてきた選手とそうでない選手がいるが、それ(前回大会)よりずいぶんマシなので、(準備期間の)50日という時間についてそんなに不安はない」と話した。

昨季はキャプテンを務めたHO坂手

注目されたキャプテン、副キャプテンといったリーダー人事について指揮官は、「このチームには多くのキャプテン経験者がいます。リーチ(マイケル)は10年くらいジャパンのリーダーだったし、坂手(淳史)や堀江(翔太)、流(大)らもいる。新たなリーダーが育ってきたので、誰がスキッパーになっても違和感がない。だから、今すぐキャプテンを決めるのは難しいが、このキャンプの2、3クールを通して決められれば」と話すにとどめた。

リーグワンで活躍したWTB(ウィング)木田晴斗、CTB(センター)長田智希といった若い選手も代表入りしたことについて、ジョセフHCは「素晴らしい。リーグワンで一貫性のあるパフォーマンスを見せた。今、ここからは別のチャレンジだが、彼らがチャンスをつかめるかどうかを見たい。あと100日で5試合しかないので、回ってくるチャンスは1度きりしかないかもしれない」と期待を寄せた。

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