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ラグビー コラム 2023年6月5日

【ハイライト動画あり】岐阜で行われた「春の早慶戦」。慶應義塾大学の追撃を振り切り早稲田大学が勝利。岐阜県ラグビー祭

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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岐阜県ラグビー祭2023

【ハイライト動画】早稲田大学 vs. 慶應義塾大学

その後はキック合戦となり、やや膠着した状態となるが、アカクロのキャプテンが個人技で魅せる。相手のキックを自陣22m内で伊藤はフェアキャッチ。クイックタップから自らリスタートし、40mほど走ると裏にキック。そのボールを自らキャッチし、右隅にトライ(12-3)とリードを広げる。前半はそのまま早稲田大学が12-3とリードしてハーフタイムを迎えた。

後半、先に得点を挙げたのはリードしている早稲田大学だった。後半5分、ラインアウトからボールを大きく動かして攻め込み、中央でラックを形成。裏から走り込んだルーキーWTB(ウイング)矢崎由高(桐蔭学園)に、SH宮尾が背面パスを通してゲイン。副将のFL(フランカー)永嶋仁(4年)、HO(フッカー)佐藤健次(3年)とつないで佐藤が中央にトライ。ゴールも決まって早稲田大学がリードを16点差に広げる。

さらに19分、相手陣に攻め込んだ早稲田大学はゴール前で見事なカウンターラックを見せてボールを奪い返し、SH宮尾が相手ディフェンスラインのギャップを突いて、そのまま中央にトライ。26-3とさらにリードを広げた。

23点差をつけられた慶應義塾大学だが、ここから意地を見せる。25分、後半は安定したスクラムを起点に、FL田沼英哲(3年)が強さを見せ、相手タックルを外してそのまま中央にトライ。SO永山のゴールも決まって16点差。さらに29分、相手陣22mのラインアウトからモールを形成、BK(バックス)陣も加わって最後はHO中山大暉(3年)が右中間に押さえてトライ。9点差と追い上げを見せる。

その後は慶應義塾大学はスクラムでペナルティを得るなどしたが、得点ボードは動かず、早稲田大学が26-17で勝利した。早稲田大学は最後の20分、リードしてからのゲームメイクに課題が残った試合となり、慶應義塾大学は前後半とも相手に先にトライを取られて追う展開となったことが悔やまれる。

試合後、スーパーマーケットを運営する株式会社バローより両チームに飛騨牛10kgが贈られた。また、トップリーグやリーグワン、大学ラグビーなど数々の試合を担当してきた木村陽介レフリーがこの試合を最後に引退。記念撮影が行われ、両チームが花道を作って送り出した。

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