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ラグビー コラム 2023年4月6日

プレーオフ進出を目指す東京サントリーサンゴリアスと入替戦を回避したいコベルコ神戸スティーラーズの対戦。ジャパンラグビー リーグワン第14節

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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コベルコ神戸スティーラーズ

一方、3連敗を2度経験し、9位に沈んで10位以下の入替戦出場の可能性も出てきたスティーラーズ。前節はホストでクボタスピアーズ船橋・東京ベイと対戦、後半追い上げるも14-23で敗れた。

試合後、「キッキングゲームがうまくいかなかったことで、自陣で過ごす時間を多くさせられてしまい、それが最終的な結果につながってしまった」と肩を落としたニコラス・ホルテンHC(ヘッドコーチ)は、FW3名、BK2名と先発を大きく動かした。

フロントローのPRは日本代表の具智元がメンバー外となり、2019年ワールドカップメンバーの中島イシレリと、ベテランの元日本代表山下裕史がコンビを組む。HOには9試合先発出場中の松岡賢太が入った。

LOは前節4番でプレーしたジェラード・カウリートゥイオティが5番にシフトし、JD・シカリングが外れて張碩煥が、リザーブから上がり4番に入った。FLは前節に続いて今村陽良とキャプテン橋本皓の2人が務め、NO8にはアーリーエントリー制度でプレーするティエナン・コストリー(IPU環太平洋大)がベンチに下がり、今季、横浜キヤノンイーグルスから移籍したサウマキ アマナキが入った。

BKはSH中嶋大希とハーフ団を組むのは、第9節の埼玉パナソニックワイルドナイツ戦以来の復帰となった日本代表のSO李承信だ。CTBは前節までSOでプレーした日本代表経験のあるラファエレ ティモシーが12番に下がり、13番に下がったリチャード・バックマンとコンビを組む。

WTBはアタアタ・モエアキオラが11番から14番となり、昨季トライ王に輝いた山下楽平が11番をつける。FBは前節2トライを挙げた日本代表の山中亮平が務める。リサーブメンバーは他にHO王鏡聞、PR山本幸輝、前田翔、LO小瀧尚弘、SH徳田健太、ユーティリティBKのボーディン・ワッカ、ルーキーFB松永貫汰(筑波大学出身)が控える。

両者は今季、第4節でスティーラーズのホストで対戦しているが、この時はサンゴリアスが39-19で快勝した。昨季も1度対戦し、サンゴリアスが56-17で勝っているが、トップリーグ時代の2019-20、2018-19シーズンはスティーラーズがサンゴリアスを下している。

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