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ラグビー コラム 2023年4月6日

会場は『スピアーズえどりくフィールド』!ネーミングライツ取得の2位スピアーズが、12位ライナーズを迎え撃つ

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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「今日のポイントはタックル。そこでプレッシャーを掛けようと話していましたが、試合の入りで気持ちが見られませんでした」

「ハーフタイムに『タックルはチームへの愛情と情熱、それを見せよう』とハッパをかけました。後半はできたわけですから、最初からその気持ちを見せてほしかった」と裏舞台を明かした。

FL野中翔平キャプテンにおいては「瞬間、瞬間を制するファイティング・スピリッツを出せなかった。キックオフと同時にそういう展開に持っていけなかった。それがすべての敗因」と悔しさを滲ませた。

攻撃力は高い。ライナーズの平均ゲイン(ゲインメーター÷ボールキャリ回数)は「6.96」。スピアーズの同数値「6.87」を上回っているのだ。

課題は、タックル成功率76%(スピアーズは84%)のディフェンス。

リーグ最強クラスの攻撃力を発揮しているスピアーズに対し、ライナーズは心機一転、粘り強いディフェンスを見せられるか。

花園近鉄ライナーズ スターティングメンバー

本稿執筆時点で両軍メンバーは未発表。ライナーズでは、前節鮮烈なトライをみせた19歳のWTBヴィンセント・セフォが注目。ただ第12節のデビュー戦では規律面(ディシプリン)の課題も見られた。

スピアーズは伝統の重戦車FW陣と、多士済々の強力BK陣がいる。

WTB木田晴斗はD1トライランキング2位。HOマルコム・マークスはフォワードでは最多9トライを記録して4位タイだ。

スピアーズは本拠地「えどりく」での連勝記録が「15」に伸びている。ネーミングライツ取得後の初試合を勝利で飾り、連勝記録をさらに伸ばしたいところだ。

ライナーズは守備で新境地を拓けるか。堅守の先にこそ今季初勝利があるはずだ。キックオフは土曜日正午。譲れぬプライドが激突する。

文:多羅 正崇
多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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