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ラグビー コラム 2023年3月24日

リーグ屈指のアタック力を有する両雄が激突。ジャパンラグビー リーグワン第13節、神戸スティーラーズ×スピアーズ船橋・東京ベイ戦プレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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スタッツで際立つのはスコア奪取力で、トータル460得点は12チーム中堂々の首位。1試合平均38.4点を挙げている計算で、力強いアタックを生かして攻め勝ってきたことがうかがえる。今節の相手であるスティーラーズも同じく攻撃的なスタイルを身上とするチームだが、総失点435は全体9位と防御力に課題があり、同268(全体4位)のスピアーズはこの部分で大幅に上回っている。点を取り合う展開になれば、スピアーズが優位に立ちそうだ。

コベルコ神戸スティーラーズ スターティングメンバー

発表された登録メンバーを見ていくと、スティーラーズの前節からの先発変更は3人。日本代表の右PR具智元が今季初めてスターティングラインアップに名を連ね、右LOにはJD・シカリング入った。これにともない、前節右LOで出場したジェラード・カウリートゥイオティは左LOに移る。

BKではCTB濱野隼大が2試合ぶりのスタメン入り。前節13番を着けたリチャード・バックマンは12番にシフトする。またレッドカードによる出場停止処分が明けたWTB山下楽平が、リザーブで第10節以来のメンバー入りを果たした。

クボタスピアーズ船橋・東京ベイスターティングメンバー

一方のスピアーズは、前節イーグルス戦からFW3人、BK1人の計4人を入れ替えた。圧巻のパワーを誇るオペティ・ヘルが右PRで先発し、LOヘルウヴェが4番にイン。205センチのルアン・ボタは5番へシフトする。またFL末永健雄が2試合ぶりのメンバー復帰で7番に入った。

BKでは前節リザーブのテアウパシオネがハラトア・ヴァイレアに替わって13番に。リザーブには193センチ、104キロの大型BKリカス・プレトリアスが入る。そのほかは先発、控えまでイーグルス戦と同じ顔ぶれだ。

なおディビジョン1は今節が今シーズン最長の6連戦の最終戦で、この後はバイウィークを挟んで4月7日の第14節から最後の3連戦を迎える。疲労がピークに達する時期だけに、チームとしての底力が試されるゲームになるだろう。クライマックスに向け、リーグ全体をさらにヒートアップさせる好勝負を期待したい。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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