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ラグビー コラム 2023年3月17日

盤石の歩み続くワイルドナイツに、8位ダイナボアーズがどう挑むか。ジャパンラグビー リーグワン第12節、注目カード展望

ラグビーレポート by 直江 光信
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第6節から4連敗を喫するなど中盤戦では最上位カテゴリーの厳しさも味わったが、第10節の花園近鉄ライナーズ戦で5節ぶりの白星を獲得。4勝5敗1分けの勝ち点20で8位という現在の成績は、十分賞賛に値するものといえるだろう。ただ、第11節終了時点で6位のリコーブラックラムズ東京(勝ち点23)から入替戦圏となる10位の静岡ブルーレヴズ(同17)まで勝ち点6ポイントの間に5チームがひしめいており、まだまだ気は抜けない状況だ。残り5試合でひとつでも多くの勝ち点を積み上げることが、ここからの最重要テーマとなる。

キックオフ48時間前に発表された登録メンバーをチェックすると、ダイナボアーズの前節横浜キヤノンイーグルス戦からの先発変更は4人。4番に今季三重ホンダヒートから移籍加入した中川真生哉が入り、FL鶴谷昌隆が2節ぶりに先発に復帰してゲームキャプテンを務める。これにともない、イーグルス戦でトライを挙げるなど活躍した佐藤弘樹が6番から7番にシフトした。

BKではSH柴田凌光がキャプテンの岩村昂太に代わって今季初めて9番を背負う。前節14番の奈良望は11番に移り、韓尊文が15番から14番へ。FBには石田一貴がリザーブから繰り上がって入った。

対するワイルドナイツは、前週のサンゴリアス戦のスターティングラインアップから7人を入れ替えた。大きく顔ぶれが変わったのはFWで、第1列は左からPRダニエル・ペレズ、HO島根一磨、PR藤井大喜の並びに。4番はマーク・アボットが第2節以来の戦列復帰で、6番に入る福井翔大がゲームキャプテンを担う。

BKはSH内田啓介がリザーブからスタメンに移動。圧倒的なスピードを誇るフィニッシャー、11番のマリカ・コロインベテは2節ぶりの先発だ。替わって前節11番の野口竜司が、本来のポジションであるFBに下がった。

なおディビジョン1は先週末でカンファレンスをまたいだ交流戦が終了し、今節から同一カンファレンス内の2巡目の対戦に突入する。ファーストレグの課題をいかに修正、克服し、進歩したパフォーマンスを披露するかという点も、今後の見どころのひとつだ。前回はワイルドナイツがホストスタジアムの熊谷ラグビー場で40-5の完勝を収めている。今回ホストのダイナボアーズの今季の秩父宮での戦績は2勝2敗。果敢なチャレンジを期待したい。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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