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ラグビー コラム 2023年3月6日

【ハイライト動画あり】トヨタヴェルブリッツ、ついに覚醒。今季ベストのパフォーマンスで東京サンゴリアスを破る。ジャパンラグビー リーグワン第10節レビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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彦坂圭克(トヨタヴェルブリッツ)

キックオフ前時点の順位は3位と10位。それでも何が起こるかわからないのが、国内有数の実力者がひしめくディビジョン1の戦いだ。ここまで不完全燃焼のゲームが続いていたトヨタヴェルブリッツが、10試合目にしてシーズンベストのビッグパフォーマンスを発揮し、昨季準優勝の東京サントリーサンゴリアスを撃破した。

この日のヴェルブリッツは開始直後からアクセル全開だった。本来の持ち味である強靭なフィジカルを前面に押し出し、攻守とも激しく体を当ててゲインラインバトルで優位に立つ。ブレイクダウンを力強くめくり上げ、ハードワークが身上のサンゴリアスから何度もターンオーバーを勝ち取った。

スコアボードに最初の得点が刻まれたのは前半7分だ。ゴール前スクラムからの左展開でBKがサインプレーを仕掛け、ブラインドサイドから回り込んだWTB高橋汰地が大外のスペースへロングパス。フリーでキャッチしたWTBヴィリアメ・ツイドラキが相手ディフェンダーを振り切り、左コーナーに飛び込む。

尾崎晟也(東京サンゴリアス)

サンゴリアスもその後のピンチを粘り強くしのぎ、22分過ぎにペナルティ獲得から敵陣22メートル線内へ攻め入ると、ラインアウトを起点に右オープンを攻めてラックを連取。最後はSOアーロン・クルーデンの絶妙なラストパスにWTB尾崎晟也がトップスピードで走り込み、インゴールを陥れる。5-5のイーブンに戻した。

しかしヴェルブリッツはここで気落ちせず、さらに厳しいヒットを連発してプレッシャーをかける。そして30分、スクラムで得たペナルティからゴール前ラインアウトの好機をつかむと、HO彦坂圭克が鋭くモールサイドを突いて前進。サポートしたアーリーエントリー出場のチーム第一号、慶應義塾大学4年のLOアイザイア・マプスアがピックアンドゴーですばやく持ち出し、ゴールラインを越える。

勢いに乗るヴェルブリッツはなおも意欲的にファイトし、ゲームを優勢に展開。前半終了間際にFBティアーン・ファルコンの正面35メートルのPG成功で3点を加え、15-5とリードを広げてハーフタイムを迎えた。

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