人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2023年1月26日

連敗脱出へ!名門同士がリーグワン初対戦「コベルコ神戸スティーラーズ×トヨタヴェルブリッツ」。リーグワンD1第6節

ラグビーレポート by 多羅 正崇
  • Line

大敗後、ゲームキャプテンを務めた南アフリカ代表のFLピーターステフ・デュトイは「フィジカルでやられました。相手はプレーの実行力が非常に高かった」と厳しいコメントを残した。

大敗した理由については「メンタルの部分。相手のほうがハングリー精神、情熱、プライドがあったように感じました」と話した。

ここで負ければ5連敗だ。

リーグ戦は残り11試合あるが、11試合しかないとも取れる。4位までが進出するプレーオフトーナメント進出へ向けて、正念場となる一番だ。

トヨタ

先発は先週から6人変更。FWではHO彦坂圭克、フランカーで今季初先発のウィリアム・トゥポウ、FL古川聖人

司令塔にSOティアーン・ファルコンが戻り、WTBジョネ・ナベテレヴ、CTBチャーリー・ローレンスもスタメンを託された。

焦点の一つはブレイクダウンだろう。

ヴェルブリッツの武器の一つは、姫野和樹共同キャプテンのジャッカルに代表されるディフェンス・ブレイクダウン(ボール争奪局面)だ。

まずは前節落ち込んだタックル精度を高めて、ブレイクダウンで規律を保ちながらファイトしたい。

ボールを奪えずとも攻撃速度を落とせれば、ディフェンス・ラインを整える時間を確保できる。細かいパスを活用するスティーラーズのアタックにプレッシャーを掛けられるだろう。

スティーラーズは、1試合に1枚のペースでイエローカードが出ている。63回(1試合平均12.6回)の反則数を減らしたいところだ。

一方のヴェルブリッツの反則数は、首位の埼玉ワイルドナイツと並んでD1最小タイの51回(1試合平均10.2回)。お互いに強力なフィジカルが本来の武器のひとつ。激しいファイトは必至だが、規律を保ちながら攻守の精度を高めたい。

リーグワンで初対戦する名門同士、プライドを懸けて連敗脱出、下位脱出を狙う。キックオフは土曜日の14時30分だ。

文:多羅 正崇
多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ