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ラグビー コラム 2023年1月20日

下川甲嗣と箸本龍雅。若きバックローによる東京サントリーサンゴリアスの熾烈な「6」番争い。ジャパンラグビー リーグワン

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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開幕戦で力強い突破を見せた箸本

若きバックロー2人による熾烈な「6」番争いが続いている。

開幕戦こそ、クボタスピアーズ船橋・東京ベイに敗れたものの、その後は持ち前のアタッキングラグビーを見せ、3連勝で3位につけている東京サントリーサンゴリアス。1月22日(日)は敵地の大阪・東大阪市花園ラグビー場に乗り込み、昇格組の花園近鉄ライナーズと対戦し4連勝に挑む。

そんなサンゴリアスの攻撃ラグビーを攻守に渡り支えているのが、若きバックローたちだ。2023年ワールドカップ終了後にフランス1部、ボルドー・ベグルへの移籍を発表したNO8(ナンバーエイト)テビタ・タタフ、そして新人のオープンサイドFL(フランカー)山本凱(慶應義塾大学出身)、そしてスターターの「6」番を争っているのが、ともに2年目で同じ福岡県出身のFL下川甲嗣箸本龍雅の2人だ。

今季、ゼネラルマネージャーから新たに指揮官となった田中澄憲監督は「(箸本)龍雅、と(下川)甲嗣は高いレベルで争っている。箸本はGPSでも1番走っていますし、ハイスピードランニングもいい。(山本)凱も含めて若いバックローがいるので成長していってほしい。バックローに限らず、若い選手が出てくることはチームにとって活性化になる。彼らだけでなく競争が激しくなって、他の若い選手も刺激されて調子がいい」と目を細めた。

昨秋は4戦連続出場。オールブラックス戦で初キャップを得た下川

ただ、先に存在感を示したのはFL下川だった。副将、そして主にLO(ロック)として活躍した早稲田大学を卒業し、入社してすぐの2021年4月11日の途中出場で試合に出るだけでなく、いきなりトライを挙げた。そして、2022年はケガをするまで、接点の強さ、運動量豊富なFLとして5試合(うち4試合先発)に出場。同年秋には日本代表に選ばれて、10月のオールブラックス戦で初キャップを得た。

同期の活躍を見ていて「悔しかった。今まで試合に出られるのが当たり前の環境だったので勉強になった」と正直に吐露するのは、東福岡、明治大学でともに日本一を経験した箸本だった。2021年シーズンは試合に出場することは叶わず、2022年は主に途中出場から4試合(うち1試合は先発)にとどまった。

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