人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2023年1月20日

譲れぬ接点へのプライド。前節黒星ブレイブルーパスが、3連敗ヴェルブリッツを迎え撃つ。リーグワンD1第5節

ラグビーレポート by 多羅 正崇
  • Line

今節でも、規律正しくディフェンスを続け、ブレイブルーパスの反則を誘いたい。相手が自陣で反則を重ねれば、SOティアーン・ファルコンら好キッカーによるPG(ペナルティゴール)攻勢に持ち込める。ファルコンはゲインメータでもD1で2位の396メートルの大活躍だ。

守備時のブレイクダウンはヴェルブリッツの強みの一つ。ブレイブルーパスは、ダイナボアーズのジャッカルに苦戦した前節と同じ轍を踏みたくない。

日本代表のFL/NO8姫野和樹をはじめ、ジャッカルの名手が揃うヴェルブリッツに対し、意思統一された攻撃から、2人目のサポートを速くし、ラックを連取したいところだ。

ヴェルブリッツの修正すべき点は、前節4回ロストしたラインアウトだろう。第4節終了時点でラインアウト成功率は83.05%。一方のブレイブルーパスは92.06%と安定している。上記のブレイクダウンとラインアウトの攻防は注目したい。

そして個人的に注目したい最大のポイントは、やはりフィールドプレーでの衝突局面だ。

伝統的に強力FWの推進力を武器としてきたヴェルブリッツ。共同キャプテンの姫野、D1で2位となる53回のボールキャリーを記録しているフェツアニ ラウタイミなど、大型の強力キャリアーが居並ぶ。

東芝ブレイブルーパス東京スターティングメンバー

かたや強烈なフィジカリティがチーム文化として定着しているブレイブルーパス。「接点無双」を掲げる名門として、衝突局面を避けていく選択肢などありえない。その選択自体がアイデンティティの危機となりうる。

まさにアイデンティティを懸けた勝負。一つひとつの衝突が、大きな見所だ。

キックオフは日曜日の午後2時。秩父宮ラグビー場で展開される、大迫力のバトルを刮目したい。

文:多羅 正崇
多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ