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9チームから36名がアーリーエントリー。帝京大学から3人、早稲田大学は4人、今週末から大学4年生の試合出場が可能に。ジャパンラグビー リーグワン
ラグビーレポート by 斉藤 健仁リーグワンはアーリーエントリーを発表
1月10日(火)、「NTT ジャパンラグビー リーグワン 2022-23」で、 1月6日までに「アーリーエントリー」に登録された選手、9チームの36名が発表された。
「アーリーエントリー」とは、大学チームに所属している最終学年(大学4年生、大学院2年)の選手たちが、手続きと一定の条件を満たすことで、当該年度の大学選手権決勝の後に、所属が内定しているチームの公式戦にエントリーできる制度だ。
選手登録から出場までに14日かかるため、選手登録された時期によるが、2022-23シーズンは1月8日に大学選手権決勝が行われたため、1月14・15日の週か、1月21・22日の週の公式戦から出場可能となった。
手続きと一定の条件とは
1 アーリーエントリー申請書の提出
2 チームと当該選手の契約書(社員選手の場合は内定通知書)
3 選手登録兼同意書
4 その他、ジャパンラグビー リーグワンが求める資料
の4つ。昨季まで、大卒新人選手は4月1日以降の出場しかできなかったため、約3ヶ月前倒しされた形だ。
一般社団法人ジャパンラグビーリーグワンの東海林一専務理事が「若い選手により多くの試合機会を与えて、幅広い選手に経験を積んでもらいたい。リーグ、チームとしても育成の機会を増やしていきたい」と話したように、若手選手の強化、育成という観点から「アーリーエントリー」制度が導入されたというわけだ。今後は大学4年生だけでなく、3年生以下の出場も検討されていくという。
ただ、現時点でアーリーエントリーの選手を登録したチームは、ディビィジョン1は6チーム、ディビジョン2は2チーム、ディビジョン3は1チームにとどまった。登録したチームの中には大卒新人選手をすべてアーリーエントリーとしてすでに登録したチームもあれば、一部の選手のみを登録したチームもあるようだ。
また、埼玉パナソニックワイルドナイツ、東京サントリーサンゴリアスのような選手層の厚い強豪チームの中には、現段階での「アーリーエントリー」を見送ったチームもある。それぞれのチームが置かれている状況によって判断が分かれた形だ。
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