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ラグビー コラム 2023年1月10日

圧巻V2!帝京大学がスクラム足場に決勝最多得点で連覇。早稲田大学を大学選手権決勝で破る

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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帝京大学

早稲田大学の大田尾竜彦監督は、ゲームプランの大枠についてこう語った。

「前半はとにかく粘ろうと。キックを使ってエリアのマネジメントをきちっとしながら、攻めるタイミングがあれば、準備したプランで攻めていく」

2023年1月8日(日)。東京・国立競技場で開催された第59回全国ラグビー選手権大会のファイナル。

2大会連続11度目の優勝を狙った帝京大学は、開始早々に先制パンチを見舞った。

キックオフボールを獲得するとFWを中心に12次攻撃。FL青木恵斗が得意とするオフロードパスから、SO高本幹也がステップから先制トライを上げた。

3大会ぶり17度目の優勝を狙う早稲田だが、開始2分で7点を失う展開に。

しかし慌てずゲームプランを遂行し、狙い通りにスコアしてみせた。

「前半2本のトライは、相手を分析して準備していたプレーでした」(大田尾監督)

前半12分に守備網の切れ目に、WTB槇瑛人が死角から走り込んでチーム初トライ。

さらに前半17分には右ラインアウトから一気に左隅までボールを運ぶサインプレーで、WTB松下怜央が勝ち越しトライを決めた。

高本幹也(帝京大学)

しかし帝京も慌てず、すぐ反撃に転じた。

「スコアされたシーンはペナルティから自陣に入られ、そこからセットピースのアタックで取られました。規律を見直して、敵陣で戦うために絶対にノーペナルティでいこう、と話しました」(帝京・CTB松山千大主将)

敵陣に入ればスコアする自信があった。前半22分、帝京はパワーランナーを当てながら15次攻撃。狙い通りに2トライ目を奪った。

これでスコアは帝京リードの14-12。前半20分過ぎまでは、交互に強みを発揮する接戦模様だった。

様相を一変させたのは、帝京の破壊的スクラムだ。

元日本代表プロップである帝京の相馬朋和監督は、就任1年目からスクラムの強化に重きを置いてきた。

「まず一人の強い個であること(がスクラムで重要)、そしてどうすれば自分たちが勝って負けるのか、ということを伝えながら、そのために大事なことを毎日繰り返して1年間伝えてきました。(決勝戦のスクラムは)素晴らしかったと思います」(帝京・相馬監督)

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