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ラグビー コラム 2023年1月5日

王者・埼玉ワイルドナイツに、好調の相模原ダイナボアーズがどう挑むか。ジャパンラグビー リーグワン第3節、注目カードプレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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もうひとつ対照的なのはキックの成功率だ。ワイルドナイツがコンバージョン、ペナルティゴール合わせて10本中5回の成功に対し、ダイナボアーズは11本を蹴って失敗は1回だけ。裏を返せばここがワイルドナイツの苦戦の要因のひとつであり、ダイナボアーズの2連勝の原動力になっているともいえる。アグレッシブなディフェンスでタイトな展開に持ち込み、ゴールキックでコツコツとスコアを刻んで競り勝つというのが、ダイナボアーズの勝利のイメージだろう。

埼玉ワイルドナイツスターティングメンバー

48時間前に発表された登録メンバーを見ていくと、ワイルドナイツの前節からの先発変更は3人。南アフリカ代表の206センチの巨漢LO、ルード・デヤハーがリーグワン初出場で5番に入り、7番はラクラン・ボーシェーに代わって大西樹がスターターを務める。また山沢拓也が今季初めて10番で登場し、松田力也はリザーブに回った。

三菱重工相模原ダイナボアーズ スターティングメンバー

対するダイナボアーズは、前節のヴェルブリッツ戦のスターティングラインアップから2人を入れ替えた。NO8がジャクソン・ヘモポから198センチ、118キロのエピネリ・ウルイヴァイティに替わり、FWは1人平均186.9センチ、110.9キロにボリュームアップ。右WTBでは膝の大ケガを克服したベン・ポルドリッジが、昨年3月以来約10か月ぶりにリーグワンのフィールドへ帰ってくる。

まだ序盤戦とはいえ、この試合に勝ったほうは唯一の全勝チームとして首位に立つことになる。ワイルドナイツがホストスタジアムで地力を見せるのか。ダイナボアーズの勢いが上回るのか。好ゲームを期待したい。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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