人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2022年12月21日

将来の日本ラグビーを担う「ダイヤの原石」たち。全国高校ラグビー大会 注目選手紹介

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
  • Line

「姫野2世」の呼び声も高い中部大春日丘LO物部

LO(ロック)は今大会で恐らく最も身長が高い佐賀工業の197cmの楠田翔大(3年)。佐賀工業には他にも岡亮太(3年)、古賀大輝(2年)らと190cm代の選手が計4人いる。1年から活躍している「姫野和樹2世」の呼び声高い、身長191cmの中部大春日丘の物部耀大朗も3年生となり、キャプテンにも就任、さらにスケールの大きいプレーを見せてくれずはずだ。

昨季、1年生で常翔学園のレギュラーだった佐藤

他にも國學院久我山の磯部俊太朗(3年)、東海大相模の上村太陽(3年)、大阪桐蔭の中村翔太(3年)、東海大大阪仰星の守本充希(3年)、東福岡の舛尾緑(3年)、大分東明の石川東樹(3年)、長崎北陽台の亀井秋穂(3年)はそれぞれ、チームのFWの核となっている。昨季、1年ながら名門・常翔学園でLOとしてプレーしていた佐藤蓮(2年)はNO8でプレーしている。

東海大大阪松沼 、今季はキャプテンとして引っ張る.

次にFL(フランカー)、NO8(ナンバーエイト)のバックロー。連覇を狙う東海大大阪仰星のキャプテンには、昨季も大活躍した松沼寛治(3年)が就いた。王座奪還を狙う東福岡のキャプテン大川虎太郎(3年)、長崎北陽台のキャプテン白丸智之祐(3年)、流通経済大柏のキャプテン中川功己(3年)と強豪校のスキッパーが揃う。

東福岡を引っ張るFL大川

高校「3冠」を狙う報徳学園には、「リーチ2世」の呼び声も高い石橋チューカ(3年)、大分東明のフィジー人留学生、ダウナカマカマ・カイサ(3年)、天理のFWの中心、太安善明(3年)、予選決勝でハットトリックの中部大春日丘の加藤礼暉(3年)ら有望選手も多い。

「リーチ2世」の呼び声も高い報徳学園NO8石橋

他にも大阪桐蔭2年の上野凌大、茗渓学園2年の小杉太郎、中部大春日丘2年の福井大和、東海大大阪仰星1年の駒井良、常翔学園1年の井本章介など将来が楽しみな選手もいる。

ラグビーワールドカップ、夏季オリンピックに出場した選手は、花園の舞台を踏んでいる選手が多い。現に過去4年間を見ても大阪朝高出身のSO李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)、流通経済大柏出身のLOワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)の2人は日本代表キャップを獲得。常翔学園出身のWTB石田吉平(明治大学主将)は昨季の東京五輪に出場を果たした。

今季も優勝争いを楽しむと同時に、大きな可能性を持った「ダイヤの原石」を探しながら熱戦を見れば、より花園が楽しめるはずだ!

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ