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ラグビー コラム 2022年11月24日

ワールドカップまで1年を切ったラグビー日本代表、世界の強豪と戦った秋の活動を総括

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ラグビー日本代表テストマッチ

【ハイライト】日本 vs. ニュージーランド(10月29日)

来年9月に開幕するワールドカップに向けてはリーグワンのバイウィーク(試合のない週)に1日だけ合宿を予定しており、今年同様に、5月にシーズンが終了した選手から、少し休んだ後に、キャンプインしていくという。全体では6月から合宿の予定だ。

ただ、選手選考に関して藤井NTDは「メンバーは変わると思います」と断言。9月のような大きなスコッドにする予定はないとのこと。今秋、ケガで招集されなかったSO松田力也、LOジェームス・ムーア、FBセミシ・マシレワの3人を名指しして、「リーグワンに出れば呼びます。どれくらい回復しているか、パフォーマンスが上がっていくかを見ていく」とキッパリと話した。

4度目のワールドカップを目指すリーチ マイケル

秋、合宿途中でケガした選手も含めてリーグワンでパフォーマンスをチェックし、来春の代表合宿に参加メンバーを選考していくが、復帰した選手がいれば「(今秋のメンバーから)誰かが落ちていく」という。まだ、「いい選手がいればリストに上がってくる」と藤井NTDが話すように門戸はまだ閉まっていないが、今秋、日本代表に選ばれた選手でもリーグワンでしっかりとしたパフォーマンスを出していかなければならない。

来年、ワールドカップ前にティア1(世界的強豪)と対戦することは現状では難しいが、PNC(パシフィック・ネーションズ・カップ)は開催される見込みだ。藤井NTD「(ワールドカップまで)たくさん試合ができればいいが、PNCがしっかり決まれば、今年ほどではないが準備の段階では十分ではないか」と話した。

今秋、ワールドカップで優勝する可能性のある強豪とテストマッチで対戦し、勝利することは叶わなかったが自信と手応えを得たシリーズになったことは間違いない。日本代表選手たちは少し休んで、12月17日から開幕するリーグワンで切磋琢磨し個人を高めていく。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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