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ラグビー コラム 2022年11月24日

【ハイライト動画あり】「雨の早慶戦」は緊迫の6点差決着!プライドが激突した関東大学対抗戦「早稲田大×慶應義塾大」

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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一方の早大は慶大のジャッカルに加え、ノックオンなどハンドリングエラーにも苦しみ、前半は今季初の無失点に終わった。

しかし早大は課題を修正した。

後半の変化について聞かれたCTB吉村紘は「一番はマインドのところです」と答えつつ、こう話した。

「ブレイクダウン、コンタクトエリアでアグレッシブにチャレンジしていこうという声掛けがありました」(CTB吉村)

ブレイクダウンでの活動量を上げ、チャレンジャーとして10点を追う。そのマインドの変化に気圧されたか、後半の慶大は肉弾戦における規律を乱した。

後半開始早々、ハイタックルなどで自陣後退した慶大は8分、直後のモール・ディフェンスで、LOアイザイア・マプスアが不当なプレーでシンビン。

早大は直後にHO佐藤がモールから初トライ。慶大は反則→シンビン→失トライという悪循環で7点を失ってしまう。

キックゲームの様相も変わった。

後半の早大はお返しとばかりに、前半慶大がやっていたロングキック→カウンターラックを後半11分に成功。早大LO前田知暉は猛チェイスで相手キッカーのSO中楠に早急な判断、キックを強いて、陣取り合戦に貢献した。

早大はこのカウンターラックから敵陣へ入り、HO佐藤がふたたびモール最後尾から猛進。逆転トライに成功した。

「今日はあまり自分の中で上手くいっていませんでしたが、モールでは絶対トライまでいく、という気持ちがありました」(早大HO佐藤)

HO佐藤が狙い通りのトライを挙げ、早大が10-7と逆転。一方の慶大は前半の強みだったブレイクダウンで対抗にあい、逆に倒れ込み等の反則が増加。

ただ黒黄ジャージーの底力は見せた。

2点を追いかける後半34分にはFL今野主将がふたたびジャッカル。自軍投入では成功率100%だったスクラム(7回中7回成功)は安定感があり、後半36分には松岡勇樹、中山大暉、岡広将を最前列に並べ、会心のスクラム・ターンオーバー。

慶大は後半38分になり、ようやく敵陣での攻撃権を得たが、2連続のキック選択(ハイパント、グラバーキック)からボールロスト。

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