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ラグビー コラム 2022年11月17日

大学選手権出場へ!筑波大学、立教大学の「天王山」。関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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そもそも早慶明に敗戦はしたものの、いずれも11点差以内の接戦であり、実力は大学トップレベルの筑波大。

そんな筑波大の立教大戦メンバーは、まずモバイル性能溢れる木原優作キャプテンをはじめ、ジャッカルも得意なHO肥田晃季、運動量豊富なPR倉サキ(山に立に可)大丞。強烈な4年生フロントローが並ぶ。

谷山隼大(筑波大学)

フォワードには他に4年生になった流経大柏高初の花園4強メンバー、LO八木澤龍翔や、ルーキーFL茨木颯、今季ブレイクしているNO8谷山隼大も揃っている。

ハーフ団は積極性が光るSH白栄拓也と1年生司令塔のSO楢本幹志朗。両ウイングはタックルマンでもある大畑亮太と、7人制代表経験の植村陽彦。プレーメーカーの堀日向太は初先発だった前戦に続いて12番を背負い、ポジション最後尾は不動のキッカーであるFB 高(中が目)田賢臣が入った。

筑波大は武器のひとつであるラインアウトから得点パターンに持ち込めるか。立教大はスクラムで着実に力をつけており、8対8の肉弾戦も見どころだ。

筑波大のバックス陣はスペシャルなランナーが揃っており、スペースを与えると脅威。立教大は攻守交代直後、またキックカウンターにおいても警戒度を高めたい。

大学選手権出場をめざす両軍の大一番。勝ち鬨を上げるのはどちらか。運命のキックオフは土曜日の午前11時30分だ。

文:多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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