人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2022年11月7日

【ハイライト動画あり】好調2チームが繰り広げた名勝負。3勝1敗同士の「流通経済大×東洋大」は2点差決着!

ラグビーレポート by 多羅 正崇
  • Line

そんな不屈の東洋大は、この日も16点差をひっくり返す。

前半39分に相手のキックミスから敵陣に入ると、フェーズ攻撃がようやく奏功してWTBモーリス・マークスがフィニッシュ。

さらに序盤から再三ブレイクしていた日体大荏原高出身のFB石本拓巳を使ったサインプレーも決まり、4点差(17-21)に詰めて後半へ。

東洋大の勢いは止まらず、さらに後半開始から2連続トライ。

起点はいずれも流経大のミス。後半3分には自陣ゴール前スクラムからのボールを確保できず、捕球した東洋大が目の前のインゴールへ。同7分にも自軍投入ラインアウトでミスがあり、東洋大が敵陣で速攻開始。

ともにFLタニエラ・ヴェアが抑え、これでハーフタイムをまたぎ怒濤の4連続トライ。東洋大のリードは8点(29-21)となった。

しかし流経大は後半13分に宮崎・日向工業高出身の好キッカー、FB谷惇平のPG成功でじわりと5点差に(24-29)。これが終盤の大逆転の布石となった。

後半は「攻める流経」「守る東洋」だった。

お互いに好プレーを連発し、ボールがめまぐるしく動く。龍ケ崎フィールドのボルテージはうなぎ登りで、悲鳴のような歓声が乱れ飛んだ。

流経大は敵陣に居座った。理由のひとつは優勢になったスクラム。後半17分にはこの日初めての強制PKを奪い、同20分にもスクラム勝利。副将のPRシンクル寛造が雄々しく吠えた。

それでも東洋大の懸命なディフェンスは、流経大のあと一つのパス、あと一つのランを許さない。全員がひたむきに下がる。手を伸ばす。かたや東洋大のカウンターも受けた流経大もピンチの場面でSO佐々木開がジャッカル。

息もつかせぬ、白熱の好勝負。

ここで流経大は攻めきった。殊勲はスクラムだ。

先発フロントロー(PR森脇光、HO作田駿介、PRシンクル寛造)を含めた8人で、後半30分過ぎのスクラムでペナルティを奪って自陣脱出。同36分にもスクラムから敵陣チャンスを迎え、ここからモール攻撃でゴール前へ。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ