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ラグビー コラム 2022年11月6日

ベスト4激突、接戦を制しイングラントとニュージーランドが決勝進出。ラグビーワールドカップ(女子)

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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後半3分、イングランドはさらにPGで3点を加えて6点差に広げる。カナダも敵陣で粘り強く攻め続けるが、ディフェンスを崩せなかった。すると20分、イングランドが自陣奥からWTBクローディア・マクドナルドのカウンターから一気に敵陣までブレイクし、WTBダウにオフロードパスをつないでトライを挙げ、23-12と突き放す。

それでも諦めないカナダは、モールで勝負を挑むと、イングランドはたまらず反則を繰り返してしまう。14分、イングランドPR(プロップ)ヴィッキー・コーンボローにイエローカードが出て10分間の一時退場となるが、カナダはシンビン中に得点を挙げることができなかった。

28分には、カナダは途中出場LO(ロック)タイソン・ブークブームが突破してトライ。ゴールも決まり19-23と4点差まで追い上げる。残り10分となったところで、イングランドはキックオフのボールをキープして相手の反則を誘うと、迷わずPGを選択して26-19とリードを広げて、そのままノーサイドを迎えた。

カナダの反撃は及ばず

イングランドはカナダを退けて、テストマッチ30連勝の記録を更新して決勝に進出した。POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)には、イングランドLOゾーイ・オールドクロフトが選ばれた。

イングランドのサイモン・ミドルトンHC(ヘッドコーチ)は、「緊張感のある準決勝にふさわしい試合で、今日のカナダはワールドクラスでした。今大会でも傑出したチームだった。素晴らしい相手がいたからこそ、私たちは最後まで耐え、決勝に進むことができた」と相手を称えた。

キャプテンNO8ハンターは、「私たちはベストな状態ではなかったが、そうでなくても勝つ方法は見つけられる。今日のラスト20分はまさにそうで、身体を張って目指していた決勝に進めた」と笑顔を見せた。

カナダのケヴィン・ルーエHCは「結果は残念だが選手たちがやってきたことを誇りに思う。胸を張っていい。彼女たちは報酬を得ることもなく、いろんなことを犠牲にしてきた。1日1日の積み重ねが大事だと言ってやってきたが、それが報われた。結果としては報われなかったが、それでも本当に誇りに思う」と選手たちを称えた。

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