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ラグビー コラム 2022年10月11日

【ハイライト動画あり】天理大、関西学院大の好守に苦しみながらも勝点5を獲得。ラグビー関西大学Aリーグ第3節レビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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ラグビー 関西大学リーグ2022

【ハイライト動画】天理大学 vs. 関西学院大学

これで開幕3連勝とした天理大だが、セットプレーで圧倒し、大半の時間帯を支配していたゲーム内容を考えれば、攻めあぐねた印象が強い。ボールが滑る難しい状況だったとはいえ、つなぎの局面やキッキングゲームでイージーエラーが目立ったのは、今後の戦いに向け修正が必要な部分だろう。

一方でフラストレーションのたまる展開にもリーダー陣が中心となって辛抱強くコミュニケーションをとり、前節近畿大に快勝した相手を無得点に抑えて勝利したことは、確かな地力の証だ。リーグ戦、そしてその先の大学選手権を勝ち抜いていくためには、ゲームごとに見つかった課題を克服し、一戦一戦成長を重ねていくことがポイントになる。前節の立命館大戦に続いてタイトなディフェンスを経験し、ここからどのように戦い方をブラッシュアップしていくのか、次節の摂南大戦(10月23日11時45分キックオフ@天理親里)のパフォーマンスに注目したい。

関西学院大は結果としてノートライでの敗戦に終わったが、チームの身上であるディフェンスでは積み重ねてきたものを随所に発揮して奮闘した。泥臭くひたむきに食らいついてロースコアの接戦に持ち込み、少ないチャンスをモノにして競り勝つというスタイルに、選手たち自身も手ごたえを感じているはずだ。

現時点では1勝2敗の勝点5ながら、2強と目される京都産業大と天理大との対戦を終えていることを考えれば、大学選手権出場枠の上位3校入りの可能性はまだ十分ある。同志社大(10月30日11時45分キックオフ@宝が池)、立命館大(11月13日14時キックオフ@神戸ユニバー)と対戦する次節からの戦いが、こちらも楽しみだ。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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