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ラグビー コラム 2022年9月11日

【ハイライト動画あり】流通経済大が関東学院大に大勝で好発進。ラグビー関東大学リーグ戦開幕戦レビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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ラグビー 関東大学リーグ戦2022

【ハイライト動画】関東学院大学 vs. 流通経済大学

以降はセットプレーの優位性をベースに流通経済大が攻守にプレッシャーをかけ、がっちりとゲームの主導権を掌握。54分CTB土居、62分HO作田駿介、さらに66分にはCTB土居がこの日3本目のトライをマークする。終わってみれば9トライを挙げる猛攻で55-14の完勝を収め、シーズン開幕戦で好スタートを切った。

流通経済大の快勝の要因は、終始優勢を保ったセットピースと、そこからのパワフルなアタックだ。特にラインアウトモールの推進力は強烈で、敵陣に攻め込めばスコアできるという手応えを開始早々につかめたことが、安定した試合運びを呼んだ。BKにも土居主将、テアウパのCTB陣を筆頭に走力あるランナーが多く、縦横にボールをつないでたたみかける攻撃は確かな可能性を感じさせた。

何よりシーズンの初戦で近い順位の相手から白星を挙げられたことは、チームにとって大きい意味があるだろう。これで選手たちは地に足がついた状態で、より大胆にチャレンジできるようになるはず。大東文化大(9月25日)、日本大(10月2日)、東海大(10月16日)と、昨季の上位勢との対戦が続くこの先のスケジュールが楽しみになる一戦だった。

関東学院大は序盤の20分こそ互角の戦いを見せたものの、スクラムの劣勢からペナルティが重なり、自陣でディフェンスする時間が増えたことが大きな敗因となった。マイボールで圧力を受け、思うようにアタックを仕掛けられないシーンもたびたびあっただけに、ここは立て直しを急ぎたいところだ。いかに敵陣でゲームを進め、アタックの機会を増やしていくかが、今後の戦いのキーポイントになるだろう。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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