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大学ラグビー2022開幕直前! 菅平合宿 練習試合
【ハイライト動画】明治大学 vs. 帝京大学
3トライ目を演出したのは、花園決勝で大阪桐蔭の両センターとして優勝を経験した2人。10番高本幹也のパスを受けた12番松山千大主将が突破し、3本目を決めた。
注目されたスクラム合戦で、前半の明大は反則に泣いた。
相手ボールスクラムでは2連続の反則(ともにアングル)。2度目の反則からエリアを後退し、モールで帝京大PR高井(高ははしご高)翔太に4本目を奪われた(ゴール失敗)。
無得点の明大、ビハインドはついに26点に。
帝京大は止まらなかった。絶対的司令塔であるSO高本は、瞬時にチャンスを見つける戦況判断が秀逸だった。
前半30分にはキックカウンターでエリア右での優位を察知。ランでみずから攻略し、WTB小村のトライを演出。
さらに前半38分には帝京大がスクラムで、この日初めてのPK奪取によるターンオーバー。フロントローが雄叫びを上げた。
前半のスコアは、帝京大の33点リードという衝撃展開。
しかしフィットネスも武器である明大は、後半に強かった。
まず後半の出だし、ラインアウトからの一次攻撃で、ブラインドから参加した途中出場の秋濱悠太が独走トライを決め、チーム初得点。HO松下潤一郎の正確なスローイング、パスを送ったCTB齊藤誉哉の仕掛けも利いた。
さらに明大は反則が多かったスクラムを修正、反転攻勢した。
後半7分、自陣ゴール前の相手ボールスクラムで、PR為房慶次朗らがトイメンに勝ち、会心のスクラムターンオーバー。
メイジらしいFWプレーで主導権を取り戻すと、スピードのあるFL森山雄太の突破も。さらにFW一丸のモールでHO松下がチーム連続トライを決めるなど、後半の強さを披露した。
試合途中からスクラムハーフに入ったSO池戸将太郎のゴール成功で、ビハインドを18点に縮めた明大。その後自陣ゴール前のピンチもしのぐなど、充実の時間を過ごした。
しかしセットプレーから均衡が崩れてしまった。
明大はここまで好調だったスローイングでノット・ストレート。直後のスクラムでもコラプシングの反則を取られると、帝京大が一気呵成にラインアウトモールで仕留めた。
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