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ラグビー コラム 2022年8月19日

強力FW擁する東海大に、新スタイル構築を進める同志社大が挑む。菅平合宿練習試合プレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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東海大学

多彩なスキルに視野の広さを兼ね備えたプレーメーカー、SO武藤ゆらぎがリードするBKにも、楽しみなランナーが並ぶ。FWが前に出て作り出した外のスペースを、WTB岡村優太、WTB中川湧眞らスピードあるフィニッシャーが自由に走り回る展開になれば、相手にとっては脅威だろう。万能プレーヤーの谷口宜顕をどのポジションで起用するかという点も、注目ポイントのひとつだ。

対する同志社大は関西大学春季トーナメントの初戦で立命館大に14-57と完敗を喫するなど春は苦しい戦いが続いたが、新体制での産みの苦しみという側面があったのも確かだろう。実戦を重ねるごとにゲーム内容は良化しており、春季トーナメント最終戦では摂南大に52-27と完勝。ブレイクを挟んで迎える夏合宿でどんなパフォーマンスを披露するか、周囲の期待は大きい。

「同志社のDNAはアタック」と語る宮本新監督のもと、春から苦しい状況で厳しいプレーを選択して動き勝つスタイルの構築を進めてきた。また授業が始まる前の早朝に全体練習を行い、午後の時間をウエートトレーニングにあてることで、最大の課題だったフィジカル面の強化にも注力。留学生のような飛び抜けたサイズや突破力こそないもののバランスのとれた実力者が各ポジションにそろっており、コンタクト局面で互角に渡り合う地力がつけば、チームとして躍進を遂げる可能性は十分ある。

メンバーを見ていくと、FWはキャプテンのLO/FL梁本旺義を筆頭に昨季のレギュラー8人中5人が残った。特にPR山本敦輝、HO西濱悠太、PR李優河とフロントローに試合経験豊富な選手を擁する意味は大きく、布陣が整えば力のあるパックに仕上がりそうだ。ビッグネームが数多く卒業したBKも高校時代から全国に名を馳せてきた俊英がひしめいており、ポテンシャルは高い。春の公式戦でデビューを果たしたNO8林慶音、SO大島泰真ら期待のルーキーたちが、タフな戦いでどんなプレーを見せるかも楽しみだ。

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