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ジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1
【第6節ハイライト】埼玉ワイルドナイツ vs. 東芝ブレイブルーパス東京
さらに直後の31分、SO松田のハイパントキックをCTBライリーが競り、こぼれ球をWTBコロインベテが拾って50mを走りきって左隅にトライ。30-18とリードを広げた。互いに勝ち点1を得るために攻撃を続けたが、試合はそのまま30-18でノーサイド。埼玉パナソニックが4連勝を達成し、4位に順位を上げた。
ダメ押しの2トライ目を上げたコロインベテ
MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)にはセットプレー、特にラインアウトで存在感を見せた埼玉パナソニックのLOジャック・コーネルセンが選出された。
ボールポゼッションのデータ
ボールポゼッションは埼玉パナソニックの52%とほぼ互角だったが、埼玉パナソニックは相手陣22m内で29.8%もプレーしており、ゴールラインに近いエリアで相手にプレッシャーを与え続けていたことが勝利につながったと言えよう。
一方の東芝ブレイルブーパス東京は積極的に自陣からでもアタックを仕掛けていたが、自陣22m内からハーフウェイラインでのプレータイムが24.9%と最も多く、埼玉パナソニックのディフェンスの前に相手陣でプレーする時間が多くなかったことが敗因の1つとなった。
4連勝で勝ち点を18に伸ばし4位となった埼玉ワイルドナイツのロビー・ディーンズ監督は「トップ4をかけたタフな試合でした。このような試合を勝利できて、監督冥利につきます。コロナの影響もあり、今シーズンは1試合1試合が大事になってくる。その中で選手がハードワークを続け勝利につなげてくれました」と勝利を喜んだ。
キャプテンHO坂手は「これからはじまる6試合の交流戦の中で、今日の試合は大事な試合の1つだと思っていました。ディテールを大事にしながら試合を進めることができた」と振り返った。
一方、3勝3敗となり6位に後退した東芝ブレイブルーパス東京のトッド・ブラックアダーHCは「試合中のモーメントでどちらに転がるがわからなかった。こういった瞬間をものにするには経験値がものをいう。プレッシャーもありましたが、アタックもディフェンスも素晴らしかった」。
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