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ジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1
【第3節ハイライト】埼玉ワイルドナイツ vs. 横浜キヤノンイーグルス
するとその5分後の後半16分。
フォワード5人を入れ替えたスクラムから、ワイルドナイツのサインプレーが決まる。
敵陣左の自軍投入スクラムを「レディーゴー!」の掛け声で押し込み、オープン側の相手バックロー(7、8番)の出足を遅らせると、手薄になったスペースへWTBコロインベテが走り込んだ。
途中出場のボーシェー、そしてCTBパークスとつないで左中間に2トライ目。難易度の高いコンバージョンもSO松田が決めて、17-3とリードを広げた。
逆襲したいイーグルスだが、この日はFLコーバス・ファンダイクが前半早々(15分)、HO庭井祐輔が前半39分からHIA(脳震盪の疑い)で交代するなど不足の事態にも見舞われていた。
後半は勢いを取り戻せず、逆にワイルドナイツは1PGを加えていた後半35分、キックパスを受けたWTB竹山晃暉がタッチダウン。最後は途中出場のSH小山大輝が好タックル&ターンオーバーでボールを奪い、27-3でノーサイドを迎えた。
終わってみればイーグルスの得点は前半の1PGのみ。成功率64.3%(14回中9回成功)のラインアウトなどセットプレーの精度にも苦しんだ。
ワイルドナイツは本拠地初戦で、チームもファンも待望の初勝利。ノートライに押さえる快勝で1勝2敗とし、次戦の1月29日(土)、同じく1勝2敗のスティーラーズ戦で連勝を狙う。
今季初黒星を喫して2勝1敗となったイーグルスだが、昨季王者を相手に白熱した試合を展開した。3勝目をめざす第4節は1月30日(日)、神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場で、シャイニングアークス東京ベイ浦安を迎え撃つ。
文:多羅 正崇
多羅 正崇
スポーツライター。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にはU19日本代表候補に選出される。法政大学大学院日本文学専攻卒。現在は「ラグビーリパブリック」「Number web」等に記事を寄稿。≫Twitterアカウント ≫noteアカウント
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