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京都産業大学 vs. 日本大学(12/26)
関西大学Aリーグと関東大学対抗戦Aのチャンピオンが、ファイナル進出をかけて激突する。
2022年1月2日(日)、東京・国立競技場で、大学日本一を決めるラグビー全国大学選手権の準決勝2試合がおこなわれる。
23季ぶりに関西Aリーグを制した京産大は、準々決勝で日本大学を1点差(27-26)で振り切り、15季ぶりの4強進出を果たした。
一方、3季ぶりに関東対抗戦Aを制した帝京大。大会初戦となった準々決勝は、同志社大学(関西Aリーグ4位)から12トライを奪って76-24で快勝した。
大きな見所はスクラム戦だろう。
京産大は2019年度限りで勇退した大西健監督の下、伝統的にスクラム強化に注力。
今季も伝家の宝刀は武器であり、日大戦の決勝点となった後半36分のペナルティゴール(PG)の機会は、スクラムのプッシュによる強制PK(ペナルティキック)によるもの。スクラムによるPK奪取が、15季ぶりの4強進出を決める逆転PGに繋がったのだ。
細木康太郎主将(帝京大学)
かたや帝京大もスクラムが大きな武器。対抗戦Aの早稲田大学戦ではスクラムから主導権を掌握して勝利した。京産大のPR平野叶翔(共同)主将、帝京大のPR細木康太郎主将はそれぞれ、スクラムを最前列で組む3番として闘志を燃やしているはずだ。
また大学最強クラスのフィジカリティを誇る帝京大に対し、京産大が接点で上回れるかどうかも注目点のひとつだろう。
京産大が接点で優勢となれば、バックスの決定力も活き、また相手を後手に回らせてオフサイドなどの反則を誘発もできるだろう。京産大のバックローは、強烈なタックラー三人衆(FL福西隼杜、FL三木皓正、NO8藤井颯)であり、彼らが帝京大を相手にどんなディフェンスを見せるか。
竹下拓己(京都産業大学)
もし帝京大が自陣で反則をすれば、京産大にはFB竹下拓己のPGという選択肢がある。
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