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ラグビー コラム 2021年4月4日

ノックアウトステージ最初のゲームはチャンピオンズカップならではの魅力あふれる一戦に。ラ・ロシェルが堅守でグロスターを振り切る。

ラグビーレポート by 直江 光信
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イハイア・ウエスト

ヨーロッパ最強クラブの座を争う『ハイネケン・チャンピオンズカップ』が、3か月半ぶりに再開された。今季は新型コロナウイルス感染拡大の影響でプールマッチの第3、4節が中止となり、2節終了時点でのプールA、プールBの上位8チームずつがノックアウトステージに進出。さらにその初戦に予定されていた4月2日(現地時間)のレンスター(アイルランド)対トゥーロン(フランス)も、トゥーロンのツアーメンバー外の選手に陽性者が確認され、多くの出場予定選手が濃厚接触者となったことから、キックオフ直前にキャンセルされるという波乱の滑り出しとなった。

コロナ禍での大会実施、それも国境をまたいで試合を開催する難しさがあらためて浮き彫りになった格好だが、結果としてノックアウトステージ最初のゲームとなったグロスター(イングランド)対ラ・ロシェル(フランス)戦は、異なる国の強豪クラブがリーグの枠を超えて激突することの醍醐味を随所に感じさせる充実の内容だった。

2015年のラグビーワールドカップイングランド大会でジャパンがスコットランド、アメリカと戦ったグロスターのホーム、キングスホルムスタジアムで行われたこの試合。負ければ終わりのトーナメント戦らしく、序盤から引き締まった攻防が繰り広げられた。開始2分、ホームのグロスターが20歳のSOジョージ・バートンのPGで先制すれば、フランスTOP14で現在2位と好調のラ・ロシェルも8分、LOウィル・スケルトンのオフロードからFLケヴィン・グルドンが抜け出し、サポートしたFBディリン・レイズが右中間にトライを挙げて5-3とすかさず逆転する。

それぞれ1本ずつPGを加え8-6で迎えた22分には、ラ・ロシェルが敵陣10mライン付近のラインアウトからテンポよくラックを連取し、WTBアルチュール・レティエールが右コーナーに飛び込んで15-6とリードを広げる。しかしグロスターも31分に粘り強くFWで近場を攻め続け、最後はNO8ルアン・アッカーマンが密集脇をねじ込んで右中間にトライ。その後、36分にラ・ロシェルのCTBレヴァニ・ボティアがあざやかなラインアタックからインゴールへ駆け抜けたが、これは直前のラックでノックオンがあったとしてトライは認められず、15-13とラ・ロシェルの2点リードで前半を折り返した。

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