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ラグビー コラム 2021年4月4日

ノックアウトステージ最初のゲームはチャンピオンズカップならではの魅力あふれる一戦に。ラ・ロシェルが堅守でグロスターを振り切る。

ラグビーレポート by 直江 光信
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ハイネケン・チャンピオンズカップ2020/21 プレーオフ 1回戦

【ハイライト】グロスター vs. ラ・ロシェル

後半も立ち上がりからお互い積極的にボールを動かしてアタックを仕掛けるが、どちらも攻め込まれた場面での防御の集中力が高く、あと一歩でトライに届かないシーンが続く。そうした流れの中、グロスターのキャプテンのFLルイス・ラドロウが47分にシンビンで一時退場となると、ラ・ロシェルはその後の10分間でSOイハイア・ウエストが2本のPGを決め、21-13とワンチャンスで追いつかれない差までスコアを広げる。

グロスターも59分にバートンがPGを成功させてふたたび5点差に詰め寄ったが、以降はラ・ロシェルがトップ14でダントツの最小失点を誇る堅守で決定機を作らせず、粘ってしのぐ時間が続く。そして65分に交替出場のSOジュール・プリソンがハーフウェーライン付近からのロングPGを見事に決めると、71分にもスクラムを押し込んで奪ったペナルティでプリソンがPGを追加し、11点差に。以後、スコアの有利を生かして残り時間をきっちりと締めくくり、準々決勝一番乗りを果たした。

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互いに自分たちの強みを生かして攻め合い、要所にそれぞれの特長がよく表れた80分間は、国内リーグとは違うハイネケン・チャンピオンズカップならではの魅力をひしひしと実感させた。依然としてコロナ禍の困難な状況は続くが、無事に決勝まで完走し、これからも多くの好ゲームを堪能させてもらえることを願いたい。なおラ・ロシェルは、次週の準々決勝でスカーレッツ(ウエールズ)-セール(イングランド)の勝者と対戦する。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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