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ラグビー コラム 2021年3月23日

開志国際高校、雪国からの挑戦。新潟の歴史を動かし初出場。全国高校選抜ラグビー大会

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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監督が期待するNZからの留学生NO8ジェイキブ

一方、高橋監督が期待するのはニュージーランドからの留学生で、身長195cm、体重110kgの体躯を誇るNO8(ナンバーエイト)ジェームズリーフ・ジェイキブ(2年)。「去年はあまり出場機会がなかったが、身長もあるしよく走れる。プレーはまだまだ伸びていくと思いますが、今後のことを考えて、いいパフォーマンスをしてほしい」

初の選抜大会、3月25日(木)の1回戦では、優勝候補の1つ東海大大阪仰星(大阪)と対戦する。高橋監督は「まだまだ経験値が足らないので、自分たちのやれることにフォーカスしたい」。

「どれだけ通用するか楽しみ」と阿部キャプテン

そして、「全国のトップレベルを経験して、秋を見据えて、次に向けていい課題が出ればいい」と言えば、タックルを武器とし、キッカーも務める阿部キャプテンは「楽しみ半分、不安も大きい。数段、格上の相手なので、どれだけ自分たちの力が通用するか楽しみ」と意気込んでいる。

今年のスローガンは常にチームを思って、チームのために行動しようと「For The TEAM」に決めた。その先頭に立つのがコーチ陣や選手からの信頼厚い阿部キャプテンで、「自分から周りの選手に声かけをしたり、率先して後片付けをしたり、プレーで身体を張ったりしています」と話す。

「Red Tigers」(レッドタイガース)こと、開志国際は、開幕前日、高橋監督が運転するマイクロバスで熊谷入りするという。初出場だからといって臆さず、花園での経験と新チームとなって得た自信を胸に強豪相手にチャレンジする。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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