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ラグビー コラム 2021年1月10日

初出場、初勝利、初の年越し、連覇。歴史的激戦と名言。そして感謝。全国高校ラグビー大会の振り返り

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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初出場の川越東、初勝利ならず

また、1回戦注目のカードとなったシード校の桐蔭学園vs.茗渓学園(茨城)、シード校の御所実業(奈良)vs.報徳学園(近畿ブロック)の対戦は、それぞれシード校が実力を発揮して勝利した。都道府県予選を勝ち抜き、初出場を飾った川越東(埼玉第1)は1回戦で明和県央(群馬)と対戦し、1トライを挙げたものの、7-24で敗れた。

12月30日に行われた2回戦は16試合が行われた。大分東明(大分)がシード校の目黒学院(東京第1)を、流通経済大柏(千葉)がシード校の関西学院(兵庫)を下し、シードバックを達成し3回戦に進出した。

また、シード校の東福岡(福岡第1)と筑紫(福岡第2)と福岡県勢同士が、花園で初めて対決した。東福岡が48-5と貫禄勝ちしたが、筑紫も奮闘した。唯一、2回戦が初戦となった東海大大阪仰星も含めたシード6校、関東ブロックを勝ち上がった東海大相模などが3回戦に進出した。なお、大分東明は初のベスト16入りで花園で年越しとなった。

元日には3回戦の8試合が実施された。東福岡が石見智翠館(島根)に苦戦したものの28-26で辛勝したほか、シード6校は勝利、準々決勝に駒を進めた。勢いに乗る流通経済大柏は地元の常翔学園(大阪第3)にも21-17で勝利した。10回目の出場だった中部大春日丘(愛知第1)が、大分東明を下して嬉しい初のベスト8進出を決めた。

1月3日には準々決勝4試合が行われた。抽選によってカードが決まったため、この10年間あまり、高校ラグビー界をリードしてきた東海大大阪仰星と東福岡の優勝候補が激突した。後半のロスタイムが18分を超える歴史的な試合となったが21-21で引き分け。キャプテン同士による抽選によって東福岡が準決勝に駒を進めた。

東海大大阪仰星と東福岡の激戦

東海大大阪仰星の近藤翔耶主将の「敵と味方ではなく、30人で試合しているというか、一体感というか、プレー中にノーサイドが先に来ていた気がします」というコメントは、花園の歴史の中で受け継がれていくだろう名言となった。

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