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ラグビー コラム 2020年12月25日

優勝候補の東海大大阪仰星、「真の紺色」を目指す戦い。ラグビー全国高校大会

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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仰星のリーダー陣。左からPR前川、CTB近藤、CTB河村

花園予選まで練習試合は5試合のみだったこともあり、ゲームリーダーCTB河村は、入りが悪かった大阪予選決勝を振り返りつつ、「相手のディフェンスによって、どういったアタックをするのかという対応力、修正力が課題です」と話した。花園までは「自分たちの形に持っていければトライを取れると思うので、最後はディフェンスの部分で粘ることができるか」と冷静に話した。

また、中等部から6年間、仰星を見続けているクラブリーダーのPR前川は「優勝した代は2年生の押し上げがあった。まだ、1~2年生の押し上げが足りないし、3年生が見せつけるのも足らない。自分の中ではFW(フォワード)の間のコミュニケーション、そして熱さが足りてないと思うので、それらを意識して取り組みたい」と話した。

練習でも熱い湯浅監督

そして、湯浅監督は「いろんなオプションはある程度、目に見えてきた。花園までは、とにかく基礎の徹底ですね。それが今の1~2年にもつながっていく」と語気を強めた。

1月、新チームになった後、チームの目標は日本一と定めた。そして今年度のクラブの目標は、選手たちがクラブミーティングで話し合った結果、「真の紺色とは何かを求める」となった。

仰星のファーストジャージーは紺色のため、湯浅監督が就任した当初から「紺の誇り」や「PRIDE」(PASSION、RESPECT、INTELLIGENCE、DEDICATION、ENDLESS-CHALLENGE=誰よりも熱い情熱を持って、敬う心を持ち続けながら、溢れる知性と思考力で、献身の理解と実践をして、諦めない心で挑戦することで、仰星のプライドを見せる)という言葉は使ってきたという。

選手たち自ら仰星の原点は、根幹は何かを考えることを、1年間のテーマに設定したというわけだ。

チームリーダーのCTB近藤は「(真の紺色とは)まだ確信を得ていませんが、花園を通して突き詰めていきたい。ただ、仰星の根幹は全員が身体を張る、仲間のために頑張れる集団だと思っています。(花園では)そういった愚直な部分やディフェンスからゲームを作っていきたい」と意気込んだ。

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