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ラグビー コラム 2020年5月19日

大阪体育大学の新ヘッドコーチに 早大OBでNEC、三菱重工相模原で活躍した安藤栄次氏が就任

元トップリーガーの今 by 村上 晃一
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──もっとも影響を受けたコーチは誰ですか。

「僕が三菱重工で最初にコーチングスタッフ入りしたのは、佐藤喬輔監督のときですが、当時のHCがジョージ・コニア(元NEC、日本代表)でした。練習の組み立ては主にジョージがやっていて学ぶことが多かったです。彼はニュージーランド(NZ)でプロ選手になる前に教員をしていた経験があるので教え方も上手かったです」

──安藤さんが理想とするラグビースタイルはありますか。

「グラウンドを広く使ってボールを動かすラグビーですね。どのエリアからも積極的に仕掛けるアグレッシブなアタックを見せたいし、作りたいと思っています」

──今回、新型コロナウイルスの影響でチームの活動が制限される中でのHC就任となりました。不安はありませんか。

「逆に言えば、いろいろ考えるチャンスでもあります。いままでの流れでは上手くいかない。それを考えてやっていくというのは、自分自身も成長できるし、ポジティブです。今だからこそできることがあるはずです」

──大体大では、BリーグからAリーグへの昇格が最初の目標になると思いますが、まずは、何から手を付けますか。

「昨シーズンの映像を見ました。まずはラグビーの基本であるセットプレー(スクラム、ラインアウト、キックオフなど)にこだわりたいと思っています。それが、ヘラクレス軍団と言われてきたカルチャーだとも思うし、安定したセットではなく、それが武器になるというベースを作りたいです」

──人生を生きる上で大事にしている言葉はありますか。

「高校のときのチームスローガンとして【挑戦するものだけにチャンスがある】という言葉がありました。節目節目で思い出すと原点に立ち返ることができました。この言葉を大切して、常にチャレンジしていくことを実践しています」

──Aリーグ昇格はどれくらいの期間で達成したいですか。

「一年で上がりたいです。単にAリーグに復帰するだけではなく、Aリーグのチームと戦えるベース作りをしなければいけない。将来のチーム力の基礎をつくる大事な一年間だと思っています」

新型コロナウイルスの影響でチーム活動ができない状況だが、コーチングスタッフはオンラインでコミュニケーションをとっている。久門TDによれば、大学が対面授業を再開するのは6月18日。しかし、部活動は未定だという。練習方法についても密集、密接を避けるなどの制限があるなかでラグビーのチーム作りは難しくなる。「マイター10カップ(NZ州代表選手権)のノースランドのHCをしているジョージ・コニアと連絡を取って、どのようにプレーを戻していくのか情報収集をしています。NZで成功したことを我々にも当てはめて考えられると思っています」(久門TD)。今季の大体大のスローガンは、【ONE WAY】。戻ることのできない道。向かう先は一つ、そうAリーグ昇格である。安藤栄次HCを迎えた大体大がどんなチームに生まれ変わるのか。楽しみにシーズン開幕を待ちたい。

文・村上晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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