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◆明治大学
・関東大学対抗戦:優勝(7勝0敗)
・11大会連続48回目出場
昨年度、対抗戦3位タイ(4位扱い)ながら、22年ぶり13度目の大学王者に輝いた紫紺のジャージーでお馴染みの明治大学。
今年もその強さは変わらなく、対抗戦で全勝優勝を果たしたように、今年度の大学選手権でも優勝候補筆頭である。
2年前はヘッドコーチを務め、昨年から監督に就任した田中澄憲氏、同じく明治大OBの瀧澤佳之FW(フォワード)コーチ、伊藤宏明BK(バックス)コーチのもと、強化が進んでおり隙は見当たらない。
セットプレーも強く、BKの展開力、アンストラクチャーからのアタック、ディフェンスとどれも大学随一の力を誇る。
そんなチームを引っ張るのがキャプテンのHO(フッカー)武井日向、WTB(ウィング)山村知也(ともに4年)だ。
FW(フォワード)は武井主将を筆頭に、PR(プロップ)安昌豪、笹川大五(ともに4年)、LO(ロック)箸本龍雅(3年)、NO8(ナンバーエイト)坂和樹(4年)がボールを持って前に出続ける。LO(ロック)は攻守に渡り、身長190cmの片倉康瑛(3年)が制空権を握る。
BKは2年になって急成長したSH(スクラムハーフ)飯沼蓮、ランだけでなく総合力に長けたSO(スタンドオフ)山沢京平(3年)の2人がチームをリードする。
CTB(センター)陣はボールキャリアに長けた射場大輔、SO(スタンドオフ)でもプレーできる器用な森勇登(3年)がおり、バックスリーはWTB(ウィング)山村とWTB(ウィング)山崎洋之(4年)、大型FB(フルバック)雲山弘貴(2年)とランナーが揃う。
12月21日(日)準々決勝は関西学院大学と対戦するが、明治大学有利は揺るがないだろう。一戦一戦、成長しつつ、1月11日(土)に新国立競技場で行われる決勝まで駆け上がることができるか。
文/写真:斉藤健仁
ラグビー関東大学対抗戦
【ハイライト動画】明治大学 vs. 早稲田大学
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
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